大阪杯。去年は本当に特殊なレースだった。決してレイパパレが弱いとは思わないが、グランアレグリアやコントレイルを圧勝するにはいくつかの要因が必要。ひとつは雨。もうひとつは馬場の傷み具合。
今年は馬場造園をがんばっているからか、そこまで馬場が傷んでいない。あとは雨がどうなるか。ここは気にしていた方がいい。雨がさほど強くならなかった場合、ふつうのペースで行けば前残りにはなりそう。要するに考えるべきはペース。
逃げ馬は明確、ジャックドール。ジャックドールの逃げ方もこの何戦かで型が固まってきた。前走はとても顕著。
金鯱賞
200m 12.5（12.5）
400m 11.0（23.5）
600m 12.2（35.7）
800m 11.9（47.6）
1000m 11.7（59.3）
1200m 11.7（1.11.0）
1400m 11.6（1.22.6）
1600m 11.0（1.33.6）
1800m 11.3（1.44.9）
2000m 12.3（1.57.2）
11秒台のラップを続けて残り800 - 600mで加速、後続を潰して、ラスト200mまでに差をつける、という型。
金鯱賞では、２着がレイパパレ３着がアカイイトと、それぞれハイペースが得意な馬で、特に後者はスタミナが豊富な馬だった。要するに息の入らない逃げ且つ後続を潰しに来るので後ろもそれなりのスタミナを要求される。今回はスタミナが豊富な馬を狙うべきということ。
◎6エフフォーリア：有馬記念勝ち馬。当然舞台適正はある。調子も有馬記念時よりいいと言うし、あとはスタート次第だろうか。勝ち負け。
○14レイパパレ：昨年の勝ち馬。ハイペース且つ上がりのかかるレースが得意なタイプだが、そこまでスタミナがあるタイプではない。だから2200mでは止まってしまうし、大阪杯が適正なんだろう。懸念点はジャックドールの逃げでスタミナ切れしないかどうか。
▲4ジャックドール：ラップを見る限りはいい馬。あとはエフフォーリア相手に同じ競馬ができるかどうかと、潰しに来る馬がいないかどうか。後者をしそうなタイプは今回いなさそうなのはいいところ。目の上のたんこぶはパンサラッサだろう。そうなるとあとは雨がどうか。良馬場が得意なタイプだろうしちょっと緩い馬場で足をとられるとどうだろう。
☆5アカイイト：前走は仕上がりの割に走った。スタミナは豊富にあるし立ち回り次第では一発がある。
△2レッドジェネシス：スタミナは豊富。ただ気性が安定しないというか、レースに集中できないタイプ。ロングスパートは得意だろうから相手には入れてもいい。
△3ヒュミドール：弱くはないけど、さすがにG1級だと足りない。好きな馬なんだけどなあ。舞台は向いていそう。
△8ポタジェ：器用な馬でどんな舞台でも安定している。本質はいい足を使うタイプではないしこの舞台は向いているはず。あとは騎手次第。
△13キングオブコージ：スタミナ豊富だし調子も良さそう。ノリさんが調教をつけている馬だし期待してしまう。ワンチャンある。
ほか1,9あたりまで押さえてもいいかもね。
注10ヒシイグアス：あんまり調整過程がよくないみたいだがどうか。馬体重に注目。そもそもあんまりタフなレース向きとは思えないから相手までかな。
買い目としては、
馬単 6 - 4,5,13,14
三連複 6 - 4,5,14 - 1,2,3,4,5,8,9,13
三連単 4,6 - 4,5,6,8,13 - 2,3,4,5,6,8,13,14
三連単の買い方を考えるレースかなあ。穴馬から馬券を買ってもつかない択が多いからもう少し考えないといけない。
