このレースは荒れやすいG1として有名。今までも荒れやすい重賞っていくつかあったと思うけどそこにはそれなりの理由があった。
このレースにおけるそれなりの理由ってのはペースの問題。基本的に2歳戦や3歳戦って少頭数のスローペースで上がり勝負になることが多いんだけど、このレースに限っては基本的には前半のペースが早くなることが多い。そりゃそうなると今まで勝ってきた馬はスローのヨーイドンで勝ってきたんだから走らなくてもおかしくはない。
そういう展開って要は若干タフな展開だから、どういう馬が来るかって言うと、ハイペースを経験してきている馬はもちろん、あとは距離の少し長いところを経験している馬なんかは有利だろう。
あとはトライアル組はどう評価するかってなると、求められる要素が異なるアーリントンカップやニュージーランドトロフィーはちょっと割引かなあという感じ。それなら皐月賞や桜花賞、ファルコンSの方が要素としては近い。
あと予想に加わる要素として馬場がある。開幕して間もない東京競馬場はやっぱり内有利。もちろん外もいいんだけど、内がいいと前が相当早いか外が相当強くないと厳しいと思う。ここは忘れちゃいけないポイント。
以下、印。
◎11インダストリア:レーンって別にうまかないんだよね。昨日のブラックブロッサム見ればわかるけど、あんまり考えてない追えるだけのタイプ。だからインダストリアの評価も落としたいけど、前々走でNHKマイルカップはこの馬って決めたので………。早いペースを経験してないので若干不安は残るが馬の能力は抜けているはず……………あんまりこの馬頭で買いたくないなあ。
○4セリフォス:スタート出れて折り合いさえすれば勝つんじゃないかなあと思う。朝日杯は外有利の中内枠でよく2着にきた。能力は相当だしG1のペースも経験している。がんばれいっくん。
▲7タイセイディバイン:前走は抜け出して遊び気味、前々走は前が壁。何かしらのアクシデントがあるなかでしっかりきているし能力は高そう。これだけの人気なら重たい印を打ちたくなる。
☆1マテンロウオリオン:一瞬しか切れる脚が使えないからすごい難しいタイプ。前走はジャングロよりも強い競馬をしていたし、ノリさん次第では頭まである。
△2ソネットフレーズ:能力は高い。経験が足りないから重たい印は打てない。
△3ソリタリオ:能力は高くない。鞍上がインにこだわるタイプだしおもしろいかな。
△5キングエルメス:能力は高い。勝ってもおかしくはない。
△8アルーリングウェイ:前走は不利があったしもっとやれていた。あとは牝馬が牡馬と比べてどれくらい強いか次第。それ次第では上位もある。
△15オタルエバー:前走は悪くなかった。マイルは長いと思うんだけどここまでおさえないといけないかなあ。
△16プルパレイ:外すぎるなあ。そこまで強いとは思わないしここまでの評価。
△17ステルナティーア:敗因ははっきりしてるけど………。
△18ダノンスコーピオン:外すぎる。ただ能力は抜けてるから勝ってもおかしくはない。川田や陣営の運がなかった。
問題はジャングロに前走と同じ競馬をさせるかどうか。また途中ゆっくりさせたらジャングロが粘って勝ってしまってもおかしくないし、なんなら前残りでインイン決着なんかもあり得る。どういう展開になると考えるか次第で大きく予想が変わりそう。
買い目としては、
3連複:4,7 - 1,4,7,11 - 1,2,3,4,5,7,8,11,18
ワイド:3,5,8 - 1,2,3,4,5,7,8
外の取捨を最後まで悩む。外も厚く塗りそう。