秋競馬の始まりだね。中山がはじまると秋なんだなあと実感するよね。紅葉や気温よりも季節を直感的に感じさせてくれる。いやあ今年の秋競馬も楽しみだ。
さて、京成杯オータムハンデ。
レース名の通りでハンデ戦なんだけど、ハンデ戦という条件に加えて中山開幕週っていう特殊な条件が重なって、本当に偏ったレースになりやすい。どう偏るかって話だが、まあまずは去年をみてみよう。
1着 2 カテドラル 56.0 ⑫⑨⑨
2着 9 コントラチェック 55.5 ①①①
3着 1 グレナディアガーズ 56.0 ⑧⑨⑨
4着 13 スマートリアン 53.0 ③④⑥
5着 10 カラテ 57.0 ⑧⑦⑦
逃げたコントラチェックが粘り込み、内枠を引いたカテドラルとグレナディアガーズが道中内々で足をためて、内から伸びたカテドラルと外へ出したグレナディアガーズと差が出た、といった具合だ。4着には先行した中でも力のあり軽斤量のスマートリアン。5着は力のあるカラテ。
この21年の結果に京成杯オータムハンデのすべてが詰まっていると個人的には思っていて、それが以下3つの要因。
1.内有利
2.軽斤量有利
3.先行有利
これにできるだけ当てはまる馬を探していく。以下印。
◎1ベレヌス:恐らく単騎逃げで最内を引けたのは大きなアドバンテージ。前走中京記念は状態もよかったし今回もその状態を維持できているか、本格化しているのかそれ次第じゃないかなあ。ハンデが重いからね。勝ちきるだけの力があるかまでは怪しいよね。タートルボウル産駒がどれだけタイムを縮められるのか。タートルボウル最高傑作になれるのか。
○3インテンスライト:枠とハンデと脚質すべてが揃っているのはこっち。ベレヌスをみる形で競馬できるだろうし、中山マイル実績もある。重賞を勝つならここしかない。ただまあ力は1枚足りないよね。穴なら良いんだけどなあ。意外と人気があってお得感がない。
▲4シャーレイポピー:こっちも枠、ハンデ、脚質すべてが良い。しかも内にこだわる鮫島が鞍上ときた。前走中京記念は早めに進出して残り100mまでがんばってたし内容は悪くなかった。まあ力が足りないと言ったらそこまでなんだけど、そこを補える条件が揃っているのが今回なのかなあ。
☆5タガノディアマンテ:脚部が良くないから調整しにくい馬で、しかも折り合いがよくないときた。天皇賞(春)を走っている馬だけど別に体系的に長距離向きではなく中距離がベスト。ただまあマイルかって言うと微妙なところで、折り合いがつかないなら短縮しちゃえってことなのかなあ。能力は申し分ないんだけどね。調子は良さそうだしワンチャン賭けてみてもいいかなってところ。
△1 10ルフトシュトローム:以前は重賞を勝てるくらいの馬でG1でもやれるくらいだった。でも最近は金玉が埋まってて走りに影響を与えていたから、全く走れなかった。血統馬だからできるだけ去勢はしたくなかったんだろうけど、去勢してここへ。まあ間違いなく良くなると思う。力はあった馬だし今回は注目。ワンチャンある。ダメでも次走。
△2 8ダーリントンホール:強い馬だけどあんまり向いてないんじゃないかなあと思ってこの評価。加速が遅いからハンデ戦でやや重めってのがね。まあ全然ワンチャンある。
△3 9シュリ:前走は前残りレースでハマっただけ。今回が試金石かな。
△4 13クリノプレミアム:外過ぎる。
△5 2コムストックロード:内だから押さえる。
次セントウルS。こっちは軽く。
中京1200mは何度も言っているように1400mと考えて買えば良い。それなら距離短縮の◎メイケイエールと○ソングラインが基本線。
あとは元々マイルくらいを走っていた▲サンライズオネスト、単騎逃げの☆シャンデリアムーン。
あと押さえは、
まず、まともに走れればそこそこ強いタイセイアベニール。どうせ大外ぶん回し4着とかだと思うけど。
前走の内容がよかったモントライゼは注目。弱い馬じゃないし、川田さんが乗ってるしワンチャンありそう。
もうスタートが遅くなっちゃったファストフォースもまあ押さえとくか。これくらいかな。