日経新春杯といえばどんなレースというイメージがあるだろうか。四位調教師が騎手時代にトップコマンダー、バンブーユベントス、シルクフェイマスで三連覇したレースと答える人だったり、あとはテイエムプリキュアが逃げ切って引退を撤回したレースと答える人もいるだろうか。
昔話はおいといて、まあ程よく荒れるレースってイメージが強いんじゃないかなあと思う。中京2200m且つハンデ戦且つ年明けすぐってのが要因かな。年末に有馬記念があるし、春のG1に向けての前哨戦としてはちょっと時期的にも微妙だとか、中京2200mに出たい馬が次出るレースが別にないからとかそこら辺が理由であんまり強い馬が日経新春杯に出てこないんだよね。だからトップハンデが弱いことが多い。
20年 レッドジェニアル 56kg、21年 ダイワキャグニー 57.5kg、22年 ショウナンバルディ 57kgってどんなレースだよって感じじゃない?大して強くもないし、年明けで重たい芝、そこにハンデが重いときた。そりゃ無理でしょ。だから軽ハンデの人気ない馬が来たりする。
今回の斤量は下記の通り。
59kgヴェルトライゼンデ
58.5kgハヤヤッコ
58kgアフリカンゴールド、サンレイポケット
57㎏ロバートソンキー、イクスプロージョン
56㎏プラダリア
55㎏ヤマニンゼスト、モズナガレボシ、ダンディズム、キングオブドラゴン
斤量を考慮するのがまずひとつ。もうひとつ考慮しないといけないのは、逃げるのがキングオブドラゴンとアフリカンゴールドという点。逃げ馬にもいろいろなタイプがいるけど、二頭ともあまり飛ばして逃げないタイプなんだよね。そうなるとワンチャン、スローペースになりアフリカンゴールドが逃げ残ったり、前残りになる可能性がある。このパターンをどこまで考慮するか。いやあできればやめてほしいけどなあ。
◎8ヴェローナシチー:神戸新聞杯組で一番強い競馬をしたのはこの馬。内々を立ち回ったヤマニンゼストと違い大外を回したヴェローナシチー。なのにヴェローナシチーは1㎏恵まれている。前走負けはしたけど能力は重賞級。川田さんだしスローペースになることを見越してスタートから少し出していきそう。頭で狙いたい。
○9プリマヴィスタ:この馬も斤量が軽い。中日新聞杯でイクスプロージョンに先着しているの3㎏軽いってどういうことなんだろう。まあイクスプロージョンが重すぎるんだけどね。能力はあるし楽しみではあるけど、後方からになりそうなのが難点。スローペースになったら困る。
▲12プラダリア:あと恵まれたなあと思ったのはプラダリア。神戸新聞杯はまだ調子をあげてなかったし菊花賞は距離が長かったからノーカン。枠が外過ぎるかなあって最初思ったけど、今の中京は直線外目が良さそうだしこれくらいでいいかも。力は足りるから楽しみ。人気落ちてくれたらいいな。
☆14サンレイポケット:この馬は斤量重くても問題ないし、左回りなら何でも良いタイプ。大外枠だけど外が使える馬場ならありかな。人気ないしこの評価。
△1 1ヤマニンゼスト:神戸新聞杯では内枠をうまく立ち回って2着。重たい馬場での内枠を立ち回れるかは疑問。あとはスローペースになったらどうだろうね。武さんだから期待はするけど、4人気で買いたい馬ではないよなあ。
△2 11イクスプロージョン:斤量が重い。弱いのに。まあそれでも先行できるからスローペースになるんだったら押さえないといけないよね。ヒモ。
△3 3ロバートソンキー:オールカマーは内枠有利なレースだった。もちろんロバートソンキーは強いけどさすがにこの斤量は買われ過ぎじゃないかなあ。まだ工真は重賞勝ってないんだから勝てる斤量にしてくれよJRA。
△4 ハヤヤッコ:馬場が重たいからヒモ。
△5 ダンディズム:がんばれとみーた。
ヴェルトライゼンデは重いしなあ。そこまで別につよかないのと1人気で買いたくないよ。
馬単:8,12-1,3,4,9,12,14
ワイド:9,14 - 1,3,4,6,8,9,11,12,14
あとアフリカンゴールドが来るパターンね。ワイドで元とれる組み合わせがいいな。
ワイド:13 - 1,3,4,8,9,10,11,12,14