フェブラリーSを地方馬のメイセイオペラが勝ったのが24年前。それ以降、善戦はあれど地方馬はフェブラリーSを勝ってない。メイセイオペラがめちゃめちゃ強いってのも当然あるんだけれど、他にも理由があると思っていて、その中にタイムの高速化があるんじゃないかなって個人的には考えている。
メイセイオペラが勝ったときの勝ち時計が1:36:3。一方22年は1:33.8。21年が1:34.4。この20年でめちゃめちゃ高速化してるんだよね。タイムが高速化するとどうなるかって、ダート短距離を走っていた馬や芝を走っていたようなスピードのある馬が好走しやすくなる。
22年
1着カフェファラオ
2着テイエムサウスダン
3着ソダシ
21年
22年は1400mがベストのテイエムサウスダンと芝1600mでG1を勝っているソダシが好走。
21年は芝の重賞勝ち馬で、プロキオンS好走歴のえるエアスピネルと前走根岸Sで好走していたワンダーリーデルが好走。
問題は今年もタイムが高速化するかっていう点なんだけど、この20年で全体的に早くなったのはあるんだけどまあ天気とか凍結防止剤の撒き方次第で変わってくることもある。明日実際にレースしてるのを見てからかな。
◎7レモンポップ:基本はレモンポップになっちゃう。距離が長いんだけど、他にいい馬がそんなにいないんだよなあ。武蔵野Sは完璧な競馬をして2着。あのときのタイムは1:35:6。ちょっと重たい時だったから、いまなら1:34:0くらいでも走れるんじゃないかな。動き出しを待ってどこまで粘れるか次第。
○12セキフウ:タイムが早くなるならセキフウもあり。揉まれるとダメな馬だから前走は度外視なんだけど今回は外目が引けた。スムーズに走れればもっとやれる馬だし人気がないなら買いたいよね。
▲4ドライスタウト:時計が早ければこの馬の評価もあがるんだけど、内枠を引いてしまった。レース映像見るとわかると思うけど、かなり大跳びな馬であんまり内枠が好ましくないタイプ。包まれてしまったらあんまりよくないんじゃないかなってことでこの評価。
☆3ケンシンコウ:だったらワンチャンケンシンコウ。気性のむずかしいタイプだからいまのベストは時計の早い1400-1600mくらい。前走もそこそこやれてたし1600mのほうが追走は楽だから、もうちょいましな位置を取れるかも。それならワンチャン。
△1 11ソリストサンダー:休み明けがどうか気になるけど、衰えはなさそうだしこっちもワンチャン。去年も4着に来ているようにタイムの早いフェブラリーS向きだから今回のメンバーならあってもおかしくない。
△2 9ショウナンナデシコ:調子が良さそうで、近走はきつい展開や馬場だったりと敗因がはっきりしている。今回はワンターンのマイルで全く条件がちがうしワンチャンあってもいい。人気がないからおもしろい。
△3 15レッドルゼル:この馬も1600mは長い。1600m走れるように調教に工夫を入れているがそれくらいでどうにかなるのかなあ。川田さまだし相手にはいれる。
あとは2,6,10,16を相手にいれるかなあ。
シャールズスパイトは外枠なら重たい印を打ってたかもしれないけど内で砂を被るようなら軽視したい。メイショウハリオは馬場が重たくなったとき用だね。テイエムサウスダンはいい馬なんだけど、去年ほどの状態にはなさそう。集中してくれればワンチャンあるのにねえ。ケイアイターコイズもワンチャン。距離が持つならって感じだけどここまで人気ないならおさえたいな。
現状はこんな感じ。あとはダートの状態を見て決めるかな。