根岸Sの東京ダート1400mはそこまで癖のあるコースじゃないから予想もわりとシンプルだ。もちろん多少の紛れや事故はあるだろうが、ほぼ実力通りで決まると言っても過言ではない。
一方のシルクロードS。というか中京1200mは特殊なコースなのでこのコースだけ走るような馬がいたりする。だから人気通りに決まらない可能性が多々ある。まあ人気なんて人間が決めるものなわけで極論なんの根拠にもならない。
中京1200mは先述の通りで、ふつうの1200mよりもタフさが求められる。どちらかと言うと1400m適性が求められるレース。だからこそ1400m以上の実績がある馬をピックアップしたわけだ。
加えて中京は大外を回されるコースロスが大きく追い込みは届きにくい。ただ直線は長いので逃げ馬には厳しく差し馬のほうが有利だ。
さらに、いまの馬場状態は内が荒れていてちょっと内が厳しそう。そしてメイケイエールが内枠に入ってしまった。内に重い印を打ちたくない。
ここら辺の前提条件を頭にいれた上で予想を組み立てた。
◎ 16 シャインガーネット
人気と相談してこの馬。セントウルSくらいやれれば着には入りそう。一枚足りない馬だとは思うので田辺の騎乗次第。スタートが五分に出れればいいが…。
○ 13 エーポス
少し人気しすぎている。前走は枠に恵まれた感じがあり、本当に力があるかはまだわからない。
血統的には、兄弟にカイザーミノルがおり、父はジャスタウェイ。ジャスタウェイはダート馬も多く輩出しておりタフさは十分。力が足りれば頭もある。
▲ 17 ジャンダルム
普通に考えたら力は圧倒的に抜けている馬。去年のセントウルSみたいな出遅れがあるとまた届かないかもしれないが鞍上を荻野極に戻している点は好材料。出遅れ癖がついてないといいけど。
ハンデが重い点と年齢的に衰えがあるかも知れない点は不安要素か。
☆ 10 ナランフレグ
前回の記事にはあげていない馬。力はあるし勝ってもいい馬。血統的にも、父ゴールドアリュールに母父ブライアンズタイムとなぜ芝で走っているのかがわからない馬だから、この条件での評価はあがる。まあだからいろんな人がこの馬推しているわけだが。個人的にはいままでのレースをみている感じ1400mは長いと思うので少し割引。血統をみるか過去の実績をみるか次第。
△ 3 メイケイエール
内に入ってしまった。最悪、周りにいる馬を巻き込んで何か事故が起きるかもしれない。だから内枠にいる後ろからいく馬の評価を落とした。
この馬は正直読めない。大敗まであるのに一番人気だから困る。1200mよりは1400mや1600m向きとは思うし今回の条件は向いているが、この馬に賭けるのはちょっと…。桜花賞みたいにならなきゃいいが。
△ 4 ルッジェーロ
メイケイエール被害者の会①。去年の同レースは良い内容ではあったから評価はしている。鞍上の団野はうまいし人気もない。個人的には本命まである馬だと思う。
ただメイケイエールのごたごたに巻き込まれそうな隣。内枠だから逃げ道が少ない。
メイケイエールがちゃんと走れたとき用の馬券まで買うべきだろうか。
△ 5 タイセイアベニール
②。この馬は前走同条件でとんでもない末脚を見せた。中京であれを見せられると買わざるを得ない。出足がつかないだろうから頭にはしづらいが。
△ 6 ホープフルサイン
③。切れが一瞬しかないので一番難しい馬だろうに、メイケイエールのことも考えないといけないから鞍上の腕が試されるのか、運が試されるのか。
複勝やワイドで遊ぶには入れておきたい馬。
△ 18 サヴォワールエメ
メイケイエールが何か起こした場合、前だけで決まるかもしれない。そんな時はこの馬だろう。ワンチャンを願って買うのもあり。中京は向いているはずだし芝のきれいなところを選んで走れるのは良い。△で一番評価は低いし基本切りたいが、オッズのうま味はある。
馬券的には、
馬連ワイド 13,16 - 3,4,5,6,10,17,18
3連複 13,16 - 13,16,17 - 2,3,4,5,6,10,17,18
マイスタイルをそっと添えて。
メイケイエール次第で大きく変わると思う。これでメイケイエールが勝っても1番人気だからうま味がないのがやるせない。ワイドで遊ぶレースかもしれない。
