田中だよ

クイーンC

1週間仕事が忙しかろうが競馬はやってくる。

今週は3つ重賞があるが、全て雪のせいで大分難しい。なんなら明日のクイーンCは馬場状態を見る前から予想をしないといけないからさらに難しい。

注目している馬が何頭か出ているからそこから買うべきかどうか。。。

 

まず、コースのおさらいだが、先週の東京新聞杯と全く同じコースなので、詳しい説明は割愛。先週分をそのまま載せておく。

 

東京競馬場

競馬ラボ - 予想に役立つ競馬情報が全て揃うポータルサイト さんより)

 

向こう正面の奥からスタートし、3コーナー手前で一旦坂を上るもののそこから3コーナー途中まで下り坂で、且つコーナーもそこまできつくなく、コーナーはざっくり1個しかないワンターンのコースなので、スピードを落とすところがない点器用さ(※)が求められない点、が特徴だろうか。

(※)コーナーが多かったり、中山のようなきついカーブだとちまちま回らないといけないので飛びが大きい馬や不器用な馬は苦手とされている。

コーナーまでの距離が600m近くありとても長いので、基本的に枠の有利不利は少なく、最後の直線は長いので、基本は瞬発力勝負と長い脚が使えるスタミナも求められる。

 

東京新聞杯のときと同様に、クイーンCの過去のラップと上位着順馬を見ていく。

2021年

200m    12.4    (12.4)
400m    10.8    (23.2)
600m    11.4    (34.6)
800m    11.9    (46.5)
1000m    11.9    (58.4)
1200m    11.6    (1.10.0)
1400m    11.4    (1.21.4)
1600m    11.9    (1.33.3)

1着アカイトリノムスメ

2着アールドヴィーヴル

3着ククナ

3歳で1000m58秒台はとんでもなくきついペースだと思う。当然後にG1を勝つ馬や好走する力のある馬が3着まで独占。加えてオークスでも走れている馬なのでスタミナのある馬がきていると考えていい。

2020年

200m    12.1    (12.1)
400m    11.0    (23.1)
600m    11.2    (34.3)
800m    11.4    (45.7)
1000m    12.0    (57.7)
1200m    11.9    (1.09.6)
1400m    12.7    (1.22.3)
1600m    11.7    (1.34.0)

1着ミヤマザクラ

2着マジックキャッスル

3着セイウンヴィーナス

こちらも1000m57.7の超ハイペース。1着ミヤマザクラは全兄にステイヤーのボスジラがいるスタミナ豊富な血統。3着セイウンヴィーナスは母父がダンスインザダークとスタミナ寄りの血統か。

ここ2年のレースラップを見たわけだが、1600mながらハイペースに耐えられるスタミナがある血統かハイペースが得意とされる血統の馬が良さそう。

 

ここを念頭に置いて、以下が現段階での予想。

 

◎13プレサージュリフト:新馬戦の内容が圧巻。スタートが遅くレース自体はドスロー。だが、上がり33.3は優秀。600m止まることなく伸びきった。相手は確かにあまり強くはなかったが、あの脚を使える馬はそうそういない。

ただ、スタートが良くないのは今回も足を引っ張りそう。出遅れて1000m58秒台についていかなければならないのは単純に苦しい。一昨年のマジックキャッスルのように負けて強しの2着とかあるかもしれないし、あるいはハイペースに対応できず大敗も...?ハービンジャーに母父ディープインパクトであればスタミナは問題ないが、ハービンジャー産駒がすんなりハイペースに対応できるかは疑問。

○8モカフラワー:前走はスタートで出遅れたのが原因。スローペースになってしまってはこの血統では苦しい。血統構成としては、アサマノイタズラの妹になるので、どちらかと言うとタフな馬。それなのに切れる脚を使えるんだから、これが牡馬と牝馬の違いか。初戦で下したインダストリアはこの前のジュニアカップを圧勝。

実力は問題ないしハイペースも問題ない。あとは相手が強すぎることがなければ大丈夫だろう。

▲9スターズオンアース:新馬戦、未勝利と1800mを走ってきている馬。前走のフェアリーSは進路次第で勝っていただけに勿体なかった。ここにきて調子を落としてたら評価を落としたかったが、調子をキープしておりここでも好走が期待できる。

☆15スタティスティクス:未勝利勝ちの内容が良かった。ハーツクライ産駒ということもあり、タフな展開もこなせそうではある。前走も負けながら上がりは使っているしレースの流れに乗れれば、3着以内になってもおかしくはない。スローペースにならなければ抑えるべきだ。

△2ベルクレスタ:前走阪神JFでは、外々を回されて最後に力尽きた。1600m以上走っていたし今回の舞台も問題ないだろう。アルテミスS勝ち馬は阪神JF勝ち馬だし、そこでは差がなかった。力関係的にはここは勝って賞金を加算しておきたいところだろう。

松山がうまく捌ければ、、、といったところか。

△3ショショローザ:父はロードカナロアだが、母はワールドプレミアを生んだマンデラ。ごりごりのドイツ血統で母系はスタミナ豊富だ。2戦目ということもあり評価はここまでだが、能力が足りてペースに対応できればすんなり上位に来てもおかしくない。調子も良さそうだし切りたくはない。

△4ラリュエル:ステイフーリッシュの弟。父がディープに変わった分、切れ味に出るか。前走は阪神1800mを勝ち切っており、スタミナには問題なさそう。あとは力関係。少し割引。

△14アメリカンスター:未勝利は1800m戦を勝ってきている。血統的にも、母父アルカセットは日本でも活躍していた欧州の馬で、スタミナ面はここで補充していそう。人気がないし抑えたい。

 

プレサージュリフトの力は疑いたくないが、前走のペースは少し気になるので頭で勝負はしたくない。どちらかと言うと着に入る可能性だったら、2,8,9の方が高そう。

馬連:8,9-2,3,4,8,9,13,14,15

馬単:8,9-2,8,914,15

三連複:2,8,9-2,8,9,15-2,3,4,8,9,13,14,15

ワイド:8,14-2,3,4,8,9,13,14,15