きさらぎ賞と言えば、言わずと知れた出世レースだ。古くはスペシャルウィーク、ナリタトップロード、ネオユニヴァース。最近では、サトノダイヤモンドなんかがその後G1を勝っている。
例年であれば京都開催なのだが、昨年同様中京での開催となっている。その分データが少なく予想がしにくくなっている。コース形態と昨年のデータから予想をする。
(競馬ラボ - 予想に役立つ競馬情報が全て揃うポータルサイト さんより)
スタンド前、直線の上り坂途中からスタートして、そこからなだらかな上り坂と窮屈な1コーナーが続くため、前半は比較的ペースが落ち着きやすい傾向。そのため、比較的先行が粘り込みやすい。
また、最後の直線にも上り坂が控えているため、比較的タフさやパワーが求められる点が特徴。
昨年のきさらぎ賞勝ち馬ラーゴムは当時馬体重512㎏もある大型馬でパワー型。血統的にも父オルフェーヴル譲りのパワー型で、きさらぎ賞には適していた。
2着馬ヨーホーレイクもきさらぎ賞当時は今ほど筋肉質ではなかったものの506㎏の大型馬。
以上のことから、馬体重や血統からパワーがあるかどうかを判断すればいいレースではないかと思うので、それに沿った予想を書いていく。
◎2マテンロウレオ:父ハーツクライに母父ブライアンズタイムと、パワー豊富な血統。持続力勝負が向いていそう。前走は着順こそ6着だが、3着までほぼ差がなく、前残りの展開だったし高く評価していいと思う。昆調教師も自信満々のコメントを残すように能力は低くなさそうだし、何より条件が向いている。小回りの中山より中京が良さそうな点もプラス。少し位置取りが後ろになるのが気になる点。
○1エアアネモイ:全兄エアサージュは菊花賞にも出ていたスタミナ豊富な馬。兄そっくりで筋肉がしっかりとしており、馬体重も520㎏ある大型馬。
前走はスローなので評価の仕様がなく、1戦1勝なのでレース経験がないのがマイナス点。
▲7フォースクエア:確かな筋肉量と新馬戦が良い内容だったのでこの評価。ただ気持ち距離が長い気はするので相手まで。
△3ダンステヴュー:半兄のヨーホーレイクが昨年2着しているが、この馬はどちらかというと末脚勝負の方が向いている印象。よほど強くない限りはここは相手まででいい気がする。
△5ショウナンマグマ:大型馬で左回りはこなしているし中京は向いていそう。相手が弱くないので前走くらいやれれば紛れがある。
△6ストロングウィル:母系にエリシオがいるサンデーの3×3というおもしろい血統。2000mがギリギリな気はする。
△10シェルビーズアイ:血統的にはこの舞台はもんだいなさそう。新馬戦でもこなしている舞台だし、前走はレース経験が少なかったことを考えると今回人気が落ちているなら狙い目。
△11メイショウゲキリン:大型馬かつ逃げ馬。人気が全くないなら抑えてもおもしろい。
マテンロウレオ以下は、差がないのでほぼ同列。横山典弘を軸にして馬券を買うほど恐ろしいことはないが仕方ない。心中しよう。
馬連、ワイド:2 - 1,3,5,6,7,10,11
三連複:2 - 1,6,7,10 - 1,3,5,6,7,10,11