田中だよ

桜花賞

武士沢と勝浦が引退するなんてな、、、夢にも思わなかったよ。自分が小さい頃、新人の頃から見ていたからいつまでも現役のような気がしていたけどそんなことはなかった。武士沢と言えば、ベンチャーナイン、マルターズアポジー、あとはなんと言ってもトウショウナイトか。当たりの柔らかい武士沢が競馬を教えたからこそまともに走れるようになった馬もたくさんいる。勝浦と言えば、テレグノシスだよね。最終の勝浦とか言われてたのが懐かしいよ。2人ともいい騎手だった。

 

とまあ昔話はさておきだ。昔話ができるくらい長年競馬をみていると、改修工事とか開催期間の変更なんかで大きく質の変わったレースがまあたくさんある。新潟とか中京なんてまるっきり違うし、それこそ桜花賞なんてまさに質が大きく変わったんだよ。

また昔話だけど、池添の初G1勝利を知っているだろうか。2002年の桜花賞、13番人気のアローキャリーで勝ったんだよ。昔の桜花賞って阪神の内回りで行われてて、コーナーが近いからポジション取りが激しかったりして荒れやすかったんだよな。その後のアローキャリーは全く走らなかったんだけど、そういう馬が勝ててしまう条件で行われてたんだ。

 

それが今はどうだろうか。勝ち馬の名前をみるとみんなの知っている強い馬が多いんだよ。答えは簡単で、2007年から外回り開催になったからだ。

 

じゃあ全く荒れないかと言うとたまに荒れることもあった。2年前は7番人気のスターズオンアースに3番人気ウォーターナビレラ、6番人気ナムラクレアで決まったからそこそこ荒れたんだよね。これは京都改修の影響を受けて、まあ端的に言えば内が圧倒的に有利だったことが原因。あとはレッツゴードンキの超スローペースでの逃げとか、カラクレナイのときのハイペースとか。それなりに要因はあるんだよね。今年からは京都競馬場改修の影響はないから、ふつうに考えたら基本的には力通りに決まるレースになったんだ。

 

ここまでが前置き。今日の阪神の芝をみてると、桜花賞のタイムは1:32:5-1:33:5くらいになりそうだね。極端にタイムが早いときは1400mっぽくなるがそんなこともなさそう。

あと考えなきゃいけないのはペースとトラックバイアスだ。

ペースはどうなるか。逃げるのはセキトバイーストかエドヴプレ。前走押し出される形で逃げて結果ハイペースになったセキトバイーストは切れる脚がないだけだから逃げなくてもいいはず。エドヴプレも同タイプだとは思うが、元々1200mを走っていただけに早い。抑えたら伸びるタイプじゃないだけに前にはつけたい。2頭共に是が非でも鼻ってタイプじゃないだけに、あとは陣営と騎手の判断次第。なにもなきゃミドルペースだが、そうなると克駿に乗り替わったエドヴプレは割りきった逃げをする可能性がある。ミドルペースとハイペースの2パターン考えておくか。

ミドルペースになってもハイペースになっても力がある馬で決まりやすいんだけど、ハイペースになったらロスなく回れる内が有利になる。じゃあ気にするのはトラックバイアスだね。

トラックバイアスは、昨日の京都4Rが印象に残っているんだが、終始インにつけていたムルザバエフが直線だけフラフラしながら外に出して川田の馬に勝ってたね。まあムルザバエフだからなんも考えてないと思うんだけど、道中インがまだ使えるし、直線のインもそんなに悪くない。ただ阪神牝馬Sで川田が外にこだわっていたように外の方がいいとは思う。そうなるとハイペースを見越してインアウトできる馬はヒモで拾ってもいいかもしれないな。

 

ワイドラトゥールは前走ゲートで出たのは収穫。でも前つけてさっぱりだったのがなあ。マイペースで行かせたら切れるとは思うけど、友一がどこまでうまく立ち回れるかね。あっても着かな。

クイーンズウォークはわからん。クイーンCはタイム的にも優秀だったんだけど、内枠2番からどう立ち回るんだろう。オークス向きなタイプだし正直まだ力関係的には未知数とネガティブ要素があるんだけど、それを補うだけの内容だったし川田が選ぶだけの馬だからね。ハープスターみたいな競馬をして届くとは思えないから先行して、馬群で脚を溜めるだろう。そういう競馬ができると良いが、、。相手かな。

イフェイオンはワンチャン。差し有利のフェアリーSの内容は先行して勝てたのはよかった。レースレベルはわからんけど枠は良いしヒモで狙いたい。

キャットファイトはよくわからん。ハイペースの持久力勝負がいいのかな。少なくともスローペースの上がり勝負だと足りなさそうな内容だし血統的にもそんな感じ。克駿が飛ばて逃げてくれるならヒモであり。

ハワイアンティアレは調教の内容がいいし、前走馬群を割ってきた内容がよかった。池添だからワンチャン狙った騎乗をしてくるだろうしヒモで抑えたい。

スウィープフィートは後ろから大外回す競馬一辺倒な気がする。外伸びになって且つなにかもう一声この馬に有利ななにかが働かないと頭はないかな。相手にいれるかどうか悩みどころ。

ラソンビートはマイルがギリギリなんだよね。前走は叩きだから負けて強しの内容。内が生きてて、ちょっとペースが早くなって1400mっぽいレースになったら頭もあるかな。基本は相手。

アスコリピチェーノはまあ軸でみないといけない。阪神JFはタイムがめちゃめちゃ良い。新馬も新潟2歳も別に大してよくはないんだけどなあ。うーーーん。レースがうまいタイプってだけな気はするから勝てるほどの馬かというとわからない。逆にそう簡単に崩れるタイプでもなさそう。

セキトバイースト。これは上述の通り番手候補だね。単騎で2頭が逃げれたらワンチャンあるかどうか。

ライトバックは結構走る馬だよ。新馬戦は良く勝ったなって思えるレースだったし前走も悪くない。あとはちゃんと走れるかどうか。外伸びになってくれたら頭もあるよ。

ステレンボッシュアスコリピチェーノ同様で阪神JFの内容が良い。位置取りが後ろ過ぎるとアスコリピチェーノに届かないからあとはモレイラ次第。これも軸候補だね。

テウメッサ。これも外伸びなら買う。今までの内容が悪くないし調教もいいね。

あとはセシリエプラージュ、マスクオールウィンも外伸びなら買うかな候補。チェルヴィニアはムルザバエフで大外だから消す。どうせ早仕掛けするんだからふつうの馬なら止まる。強すぎて勝たれちゃったらそれはしゃあなし。

 

◎12 ステレンボッシュ

○9 アスコリピチェーノ

▲3 イフェイオン

☆4 キャットファイト

△2 クイーンズウォーク

 6 ハワイアンティアレ

 8 コラソンビート

 11 ライトバック

内伸びならこうかなあ。外伸びならイフェイオン、キャットファイト、ハワイアンティアレを下げて、スウィープフィート、テウメッサ、セシリエプラージュ上げかな。