田中だよ

高松宮記念

高松宮記念は持論がある。1400m適正の馬と内枠を買えば当たる。あまりにも端的な表現だけどちゃんと裏付けはあるんだ。

高松宮記念の時期ってどうも天候が不安定なんだよ。ここ10年の高松宮記念で、7回が稍重~不良馬場。ここ4年重重重不良だからすごいよな。

そうなると同じ1200mのスプリンターズSや何なら他の1200mのレースとは決定的に求められる条件が変わってくる。タイムを見ればわかると思うが、馬場が重くなると当然タイムがかかるんだ。スピードを競うはずのレースが実はパワーを競うレースになってるんだ。

パワー勝負になるから元々ダートを走っていて父がゴールドアリュールのナランフレグが勝っちゃうんだよね。パワー勝負になると強いのはダート血統やキングマンボ系、あとはダイワメジャー、ワンチャンロベルトやステゴなんかもいけるのかな。こういう血統の馬がどういう馬が多いかって言うと、1200mの純スプリンターではなく1400m適正の馬が多いから、1400m適正の馬を買えばいいって言ってるんだよね。

あと高松宮記念で気にしなければならないのは枠。内枠を買えばいいって言ってるのに去年は外枠が勝ってるじゃないかと。まあそうなんだよね。基本コース形状的に内枠が有利なんだけど、馬場が荒れすぎると内がダメになって外がいいこともある。こればっかりは当日みてみないとわからんのよね。去年は外の方が良くて、馬が良くなってたファストフォースがキングマンボ系だったからね。今年もそうなるといいんだけど、、。

 

土曜段階ではまだ内が生きている。このままだと例年通りの高松宮記念。ただ明日も雨降るっぽいからまだわからんね。雨が降ると内からどんどん使えなくなる。一旦内想定で考える。

 

ビッグアーサーはまだ足りないと思う。成長途上ではあるが、あってもスプリンターズSかな。内がめちゃめちゃよかったらワンチャンある。馬場次第では買う。

マッドクールは中京1200mでやれているし重馬場もこなせているから悪くはないのかな。内がよかったら番手からそのまま抜け出してって可能性はあるかな。

ナムラクレアは母父ストームキャットが効いてるのかな、1400mまではこなしていた。気になるのはあんまり先行できる印象がないところ。後手後手になって進路がとれないとかありそう。体調も良さそうだし中心視したいが飛ぶパターンも全然ある。

トウシンマカオは前走本当に強かったよ。明らかに叩きなのに勝っちゃうんだから。本調子前のトウシンマカオに負けるんだからビッグアーサーの評価を落としたくなるんだよな。1400mの経験は3歳頭まで遡るし、左回りの成績は微妙。ルメさん騎乗で勝負なのはわかるが、スタミナ・パワーを求められるとどうなんだろうね。たぶんこの中で一番強いかもしれないけど、条件が合わないだけに相手まで。

ルガルは前走が本当に強かった。今まではスタートに難ありでどうしても1歩目が遅れていたんだけど、前走はスタートがハマって完勝。今回も同じ競馬ができるなら当然本命視。血統もドゥラメンテにニューアプローチと文句無し。がんばれ西村。

ソーダズリングは前走ナムラクレアに勝ってる。しかもタイムがめちゃめちゃ優秀。そんな1400mの前走から豊さんの進言もあって高松宮記念へ。折り合いがきかないタイプだから、流れに乗れるかはわからないけど短縮したくなるのもわかる。ワンチャンあっていい。

シャンパンカラーはついていけるかわからないけど、調教はいい感じ。上がりがかからないとどうしようもないと思うから、まあ雨が降って渋るならワンチャン。抑えはする。

ビクターザウイナーは全然通用すると思う。能力的には劣らないし、馬場が渋ってタイムがかかるのは歓迎じゃないかな。あとは左回りがどうか。人気にならないなら買いたい。

ロータスランドは内枠で高松宮記念に出てほしかったな。岩田パパだしどうにか内に潜り込むかな。引退レースで仕上がりはふつう。好きな馬だから買うけど頭はどうかな。

ウインカーネリアンはどうかな。走ってみないとわからない。馬体はマイラーって感じだけどこっちもメンタル面で距離短縮かな。わからん。

ママコチャは別にそんなに強くないと思うからなあ。スプリンターズSみたいな立ち回りができるのはいいけど、外を引いてしまってはなあ。外がよくなったら相手で塗るかな。

ディヴィーナは馬場がめっちゃ荒れて外伸びになったらワンチャン。

ウインマーベルは道悪がどうなんだろう。去年の高松宮記念くらい悪くなるとだめなのかなあ。しかも外枠。調子は良さそうなだけにここで厚く買いたかっただけに困るなあ。

マテンロウオリオンは血統はいいんだよね。のりさんだしポツンかなあ。

 

現状内が生きていることを踏まえると、

◎6 ルガル

○2 マッドクール

▲8 ソーダズリング

☆3 ナムラクレア

△9 シャンパンカラー

 10 ビクターザウイナー

 12 ロータスランド

 13 ウインカーネリアン

 16 ウインマーベル

内ならソーダズリングとシャンパンカラーから遊ぶかなあ。外ならディヴィーナ。頑張れ西村とロータスランド。

スプリングS/阪神大賞典

2016年のスプリングSで3着だったロードクエストってかなり強い馬だったんだよ。G1勝ててもよかったんじゃないかなと思っちゃうくらいには。スプリングSで3着になるような弱い馬なんでしょ?って思う人もいるかもしれないけど、紛れや展開のあや、コースによる有利不利があるのが競馬だ。

スプリングSはあまり後方からの差しが届かないレースなんだよね。中山の直線が短いとか坂があるからとかいろんな理由がある。ロードクエストが負けたのは単に中山が下手だったからだと思う。中山が下手だから後方からになるしコーナーを器用に回れないから届かない。中山適正、要は小回り適正のある馬かどうかが顕著に出るレースだと思う。去年はちょい特殊だけどメタルスピードなんかは適正も後押ししたのかなと思う。

今年は少頭数。よりスローペースになりやすい。基本は前目につける馬だね。必然的に小回り適正のある馬にもなる。

まずはシックスペンス。2走とも先行策の押し切りで器用さは十分。ただレース内容にタイムが伴ってないから力があるかどうかはわからん。ちょっとその点が怖いかな。

チャンネルトンネル。前々走がまさに中山で先行できてていい内容。前走は前が詰まってたし度外視。ふつうに勝ってたんじゃないか?減速してから加速できたのもいいし、負けたのは遺憾だけどいい内容には見えた。ここは人気ないし重視したいな。

あとは外だけどコスモブッドレア。前走は外の番手が楽に取れたからね。今回も楽に外の番手が取れたらいいんだけど、それ次第。相手。

あとは正直不安要素ありかな。ジュンゴールドは前走はなんで一番人気なのかわからなかったからなあ。楽に前につけられたり逃げられるならいいけど、うーん。

ルカランフィーストは前走不良馬場だから度外視。今回も後ろからになって届かなさそう。

ウォーターリヒトはこの2走後方待機なんだよね。血統的には小回りで走ってもいいタイプだから幸さんが早めにまくれば届くかも。

ペッレグリーニは中山初めてなんだよな。血統的には中山合いそうだし先行して粘り込めれば。

 

◎5

○9

▲4

☆3

△2,6,7

 

 

 

阪神大賞典

 

こっちは簡潔に。阪神大賞典って最後の5F以上が11秒台になるめちゃめちゃタフなレースなんだよね。毎年同じ展開だからディープボンドが連覇したりゴールドシップが連覇するんだ。ポイントは似たようなラップを経験しているかどうか。あとは枠も外過ぎないほうがいいな。

そうなるとまずはテーオーロイヤル。

あとはブリュムドール、ブローザホーン、ワープスピード、サヴォーナが次点。

シルヴァーソニックとディープボンドは外過ぎるから下げ。それなら人気ないしゴールデンスナップ。あとは内からディアスティマワンチャンくらいかな。

◎2

○10

▲6

☆9

△1,3,11

フラワーカップ

中山1800mの説明はすでにしているから割愛。かなりタフなレースになりやすいから基本は欧州血統とかスタミナのありそうな血統とすでにタフなレースを経験してる馬を中心視。馬場の内と外どっちがいいかは土曜のレースをみてみないとわからないから、内外2パターン考えておくのがベターかな。

 

内ならテリオスサラ。赤松賞は切れ負け。フェアリーSは出遅れ。クイーンカップも切れ負け。ロジャーバローズにshamardalなんだから切れるイメージはまあないもんな。敗因がはっきりしてる分今回は走ってもおかしくない。

カンティアーモも血統的には向いてるけど前走がねえ。まあたまにある全く進まず後ろからになりってパターン。気性が前向きになってくれればいいけど。ルメさんだし期待しつつ、前走みたいになることも頭に入れておこう。

ミアネーロは前走不利を受けての着順。まあ不利がなくても勝ってたかはわからんがね。初戦倒したマーシャルポイントがそこそこやれそうな感じをみると、これくらいなら勝ててもおかしくない。

 

外の方がおもしろそうなんだよな。

フォーザボーイズ。血統はいい。前走も相手は弱いのに外枠を引いてスローで逃げきられた。そんなに悪くない馬だから外伸びなら買いたいね。

ラビットアイも血統はいいし、前走の内容が悪くない。決め手不足な感じがあるし中山1800mとか向いてそう。

あとはワンチャンあるのがホーエリート。百日草はキレ負け。フリージア賞もキレ負け。どっちもなかなかレースレベルが高いと思うんだよね。牝馬限定戦ならやれるんじゃないかな。

エルフストラックは相手にしてもいいかなってくらい。前走は馬場を味方につけた感が否めない。

テリオスルルはタフな展開でもう一回みてみたい。調子も良さそうだし相手で。

カニキュルは前走みる感じ中山1800mに対応できるかが不明だな。いい馬だから相手に入れてもいいんだけどね。

 

◎9

○12

▲5

☆4

△2,6,8,10,11

フィリーズレビュー

フィリーズレビューって過去遡ると実はメイショウマンボとかラインクラフトとか、クラシックに繋がってたレースなんだよね。それが近年はどうだろうか。近年は短距離路線の馬が出るようになって、かなりペースの早いタフなレースになって、大体前半3Fが33秒台で後半3Fが35秒台みたいなレースになったんだよね。そうなると純粋なスプリンターだと持たなくて、どちらかと言うと距離短縮組だったり欧州血統持ちが好走するんだよね。

今年も例年と同じ。違うのは京都改修工事が終わって開催3週目、1回阪神6日目の開催に戻った。その影響からかまだ馬場の内側が大分使えそうだよね。どちらかと言うと内を重視したいかな。

 

ラソンビートが1番を引いた。阪神JFでは距離が長いのに3着。よくやったよ。ふつうにやればこのメンバーなら1番強いんだろうがね。1番だと直線でうまく捌く必要があるね。カルチャーデイ、シカゴスティングあたりで前が詰まる可能性を考えて馬券買わないとね。

ロゼフレアは父の父がガリレオ。こっちも詰まりそうな並び。2走前にハイペースは経験してるし今回走ってきても驚かない。どうしたら抜け出してくるかはわからんな。相手までかな。

バウンシーステップも並びはいい。ロベルトにステゴだから悪くない。前走の方が調子は良さそうなんだよなあ。あって相手。

カルチャーデイは良い枠を引いたね。前走みたいな外回りのマイルっていう条件で足りるほど力がないから前走は納得。あんまり強くないけど調教は走ってるんだよな。また激走するかもしれん。

シカゴスティングも良い枠。サドラーズウェルズ×ロベルトだし血統は文句無し。前走それなりに走ったように、こっちはそんなに弱くない。ただこっちは調教がいまいち。ここはパスもあり。

セシリエプラージュは母がフィリーズレビューで2着になっているように血統は向いてそう。馬体がちっちゃいのが気になるけど、人気ないし買いたいな。相手。

レディマリオンは1800mからの短縮。父がハービンジャーだし1800mでやれてもいいが、短縮でもやれそう。ムルザバエフだし気合で先行させてくれないかな。ワンチャンある。

ドナベティも短縮か。まあこちらも1600mは長いし短縮はプラス。前走1600mで抑えたのがどうかね。まあ相手。

マーシーランは新馬戦の数字が優秀。2,3着馬が1賞クラスをすんなり勝ててるんだよね。もっとやれていい馬。まあもちろん減量の影響が大きかった可能性もあるから過大に評価してはいけないが、この人気なら楽しみ。ワンチャン。

その外のジューンブレアは逆に新馬戦の数字が低調な馬。まあ前走は距離だとしてもこんなに人気になる馬じゃないんだけどなあ。全く走らなくてもおかしくないだけに相手まで。

ポエットリーも短縮。折り合いがよくないタイプだし1400mの方が良さそうなのはわかる。ちょっと外過ぎるし永島さんだから大外ぶん回ししそう。そうなるとちょっと足りないかなあ。あって相手。

オメガウインクは全然人気してないね。ステレンボッシュの3着で、その次はピー。ピー乗り代わりで春菜賞を勝利。ピーなんだよね。外過ぎるのが難点だけど、力はあるしこの人気なら買いたいよね。

◎11

○5

▲9

☆15

△1,2,7,10,13

中山牝馬S

先日藤井勘一郎騎手が引退した。2年前の落馬負傷による怪我が原因で車イスでの生活を余儀なくされ、懸命なリハビリも叶わず引退したんだ。競馬には怪我はつきものだから仕方ない。それだけ危険が伴う職だということを忘れずに観たいし観てほしいな。

勘一郎は好きな騎手だったんだよなあ。Twitterもやってるからみてもらうと、すごい熱意があるんだ。これからも競馬サークルに関わる意志があるようなので、何をやるにしても応援したい。

そんな勘一郎は吉田隼人とかと同級生なんだがオーストラリアでデビューし、JRAでのデビューは2020年。海外からの逆輸入騎手とか言われてたね。デビューの翌年、2021年のフラワーカップでアブレイズに乗って重賞初制覇。結局日本だと重賞制覇はこの1勝。勘一郎と言えばアブレイズだなあ。

アブレイズはフラワーカップの後成績が安定しなかったものの、中山牝馬Sを12人気で2着になったりと良い馬だったなあ。アブレイズとスライリーから買ってたから発狂したのはまた別の話。

前置きが長くなった。何が言いたいかって中山牝馬は特殊なレースで安定して好走するタイプじゃなかったアブレイズが好走しちゃうレースなんだよな。

 

中山牝馬が行われる中山1800mのスタート地点は直線半ば。スタートからゴール板まで坂があるのはみんな知ってると思うんだが、実はゴール坂から1コーナーまで3mくらいの坂が続いてるんだよね。そんな過酷なスタートだから中山牝馬の前半3Fは比較的遅いことが多い。

ただ前半に坂があってきついだけならましなんだが大事なのはここから。中山の特徴として、おむすび型のコースというのがある。ゆるい三角形みたいなコースなんだよね。だからコーナーがあまりきつくなくて減速することがあまりない。しかも坂を登ったってことは、直線の坂までは平坦か下り坂が続くってこと。そうなると残り1000mくらいからロングスパートになることがまあ多い。ロングスパートでやりあって最後にまたきつい坂がある。必然的にスタミナが豊富なタイプや後ろから差しが決まりやすくなる。稀に前半が遅くてそのまま遅いまま前残りになることもあるが、今回はどうだろうなあ。

それに加えて今年は雨の影響がある。先週の時点で既にもう内よりも外めがよかったことを踏まえると、外差しか。外差しが効く馬と欧州血統とか重ための血統を中心視する。

 

後ろからで且つ欧州血統となるとまずはククナか。2400mの早春ステークス勝ちもあるんだが、得意な条件は綺麗な馬場や上がりが出る条件だと思うだけに、中山も雨も条件的にどうなんだろうね。そこらへんが疑問だから相手まで。

ヒップホップソウルはフラワーカップの再現だね。重馬場でスタミナが要求される条件。前走はスローペースだから後ろからいった馬はノーチャンス、度外視。母父はファルブラヴと血統も良い。ここは買ってみたいな。思ってるより人気しそうなんだよな。かー。

クリノプレミアムは鉄板か。一昨年の勝ち馬で好走しているのは中山とか福島とか似たような条件が多いね。唯一わからんのは馬場が渋ったときにどうかだね。あとは内枠を引きすぎたからちょっと競馬が難しそう。松岡だから期待はできない。相手。

シンリョクカはわからん。最近ぱっとしなくて前走は突然先行したりローテーションがよくわからん。良い馬なんだよなあ。血統的には長いところが向いていそうだけどマイルくらいがちょうどいいんじゃないかな。これくらいのレベルなら勝ってもいいくらいの馬だからとりあえず抑え。

タガノパッションは内枠を引きすぎた。キンカメ×ロベルトでまさに重いところは向いてそうだよね。前走は内をうまく立ち回っての2着だからそこまで過剰評価してはいけないし、オッズと相談。

フィアスプライドはどうだろうな。マイルが主戦場、母父はキングマンボか。ターコイズSは完全に展開が向いただけだしなあ。重視したい要素が能力しかないだけに人気してまで買いたくないな。買うなら相手まで。

ルージュエクレールはワンチャン。後ろがハマる展開待ちなんだが今回はハマってもおかしくない。血統的には悪くなさそうだしね。

ルージュリナージュは内枠かあ。うーん。

ファンタジアはワンチャン。ハービンジャー×ロベルトと重ための血統。2200m以上を中心に走ってる馬だし消耗戦になったらワンチャンあっていい。

ファンタジアを買うならキタウイングも買いたい。まあそこまでの消耗戦になるかと言ったらなりにくいけどね。

フィールシンパシーも血統的には良い。ベーカバド×ダンスインザダーク。ただマイルの馬だし先行馬なんだよな。スローになるならまあある。

アレグロモデラートも一緒。より斤量は軽いしこっちも楽にレースできるならワンチャン。

コスタボニータはレース巧者。2000mよりは1800mの方がいいタイプ。愛知杯は内めをうまく立ち回っただけに、今回はどうだろうなあ。あんまり崩れるのが想像できないタイプだけど、ディセンバーSよりどれだけきつい展開になるかどうかか。人気してると買いたくなくなる病にかかってる身からすると嫌な馬だ。

あとはラヴェルか。揉まれ弱いから外枠ならワンチャン。と思ってたら大外を引いた。ただ重馬場や中山1800m向きかと言うとそこはわからん。一応抑え。

 

◎8

○14

▲12

☆3

△5,9,10,11

ヒップホップソウル軸の馬券が無難かな。あとはククナ、コスタボニータを信用するとか。

個人的に買うのは、ヒップホップソウルと、ファンタジア、ルージュエクレールが届く馬券かな。シンリョクカとタガノパッションが人気なければちょっと気になってる。

弥生賞

弥生賞って皐月賞トライアルなんだけど、ここ最近はあんまり皐月賞に直結してないんだよね。

これは単純な話で、同じ条件ではあるけど同じ条件じゃないからなんだよね。皐月賞はフルゲートであることが多いのに対し、弥生賞はまあ大体10頭から12頭立てが多いかな。頭数が少ないと基本的にはスローペースになることが多い。そうなると前残りになるのが基本。そこにプラスして考えなければいけないのが中山という点。直線に急坂があるから、距離に不安がある馬や経験のない馬は止まってしまうことがまあある。というわけで今回狙うのは先行馬且つ中距離経験のある馬や血統的にスタミナ豊富な馬となる。

 

まずはアドミラルシップ。ゴールドシップ×キンカメで姉がライラックとみるとスタミナ型だろうな。そんな馬が前走は切れ味を求められたからノーカン。問題は前走がスローの2400mから距離短縮という点。しかも戸崎だしあんまり良い位置がとれるイメージがわかないよな。調教もそんなに動いてないし、うーん。 

レッドテリオスはわからん。不良馬場の新馬戦なんて適正があるかどうかだからね。調教は動いてるからパドック次第で相手かな。

シュヴァルツクーゲルは兄がシュヴァルツリーゼ。兄は弥生賞で2着だった。前走の東スポ杯は2番手から粘って2着。上がりも早くないし弥生賞に近いとこはあるね。内が悪くなってきたから相手までかなあ。

エコロレイズはワンチャン。アメリカンペイトリオット産駒らしいジリ脚な馬。そんなに弱いわけではないかもしれないしこの人気なら買いたいかな。相手。

シンエンペラー。母父ガリレオだし血統は完璧。前走は2F目が早くなってちょっと先行勢には厳しいレースだったのに2着。同じように先行して粘り込めばいいんだから、まあ向いてるよね。ふつうなら本命。

トロヴァトーレはわからん。レイデオロ産駒だけどここ2戦は末脚を生かして勝っている。でも中山2000mを狙って出しているように決して切れるタイプではないと思うんだよな。だからと言ってスタミナがあるかと言うと、母父エンパイアメーカーなんだよな。弥生賞なら足りるかもしれないけど、どうなんだろうな。まあそもそも位置取りがやや後ろになるから勝つには展開が恵まれないといけないな。本命にはできないかな、相手。

コスモキュランダはゲートをでないとね。でてくれたら買うんだけどねえ。まあ人気ないから抑える。

シリウスコルトも後ろからになるだろうからどうだろう。ちょっと条件が向かないかな。

ダノンエアズロックは弥生賞とか皐月賞向きではない。まあ弥生賞くらいなら持たせるかもしれないから抑えるけど皐月賞ではどうだかね。

ファビュラススターも後ろからか。エピファネイア×グラスワンダーと血統的にはいい。まあとは言え後ろからだと弥生賞は相手までかな。

ニシノフィアンスは追い切りが良いから相手にいれてもいいかな。

 

◎5

○7

▲4

☆10

△1,3,6,9,11

ヒモだけでも荒れればこの買い方で良い。ガチガチならもっと買い目を絞らないとね。シンエンペラー頭で、5 - 6,9,10にレース相性的には3,6追加がまあ妥当な馬券かな。

オーシャンS

弥生賞のメンツが豪華だとかなんとか話題だね。個人的に今年の3歳馬で1番強いなと思ってるのは今のところビザンチンドリームなんだよね。端的に言えば、ピーヒュレクでも勝てた馬だからなんだけど、ピーの何がよくないかって位置取りの悪さなんだよね。単騎外国人でまあたまにあることなんだけど、欧州の一部地域って積極的に位置をとりにいかないんだが、そういう地域から来日した外国人は日本のレースに対応できないんだよね。ピーはまさにそれ。3歳戦も同じで、あんまりペースが早くならないからそんなレースで位置取りの悪いピーが勝てることなんてまあないと思ってたんだけど、ピザンチンドリームは良い意味で期待を裏切ってくれた。

 

中山の短距離も同じで、基本的には前残りになりやすいから位置取りがめちゃめちゃ大事。いつものオーシャンSは基本シンプル。前残り。

稀に前半が早くて且つ全く息が入らないと前が残らないパターンもある。今年はそんなに前が早くならないと思いたい。前がきつくなるのはグレイトゲイナーとシナモンスティックがやり合ったときと馬場が思ったより重かったとき、あとは内が全く使えなくなったら外前外中が来ることもあるかな。これは現状なんとも言えないから一旦前残り想定・内が使える想定で考える。

 

逃げ馬は2頭。

まずグレイトゲイナー。良い枠を引いた。楽に逃げられるなら買いたいね。

シナモンスティックは大外を引いた。前走はグレイトゲイナーとハナをやり合って大敗。今回もシナモンスティックがグレイトゲイナーとどれだけやり合うか次第なんだよな。やり合って超ハイペースになったら中団の馬かな。一応抑えるけど、どうだろうね。

 

内からありそうな馬を見ていくか。

バースクライ。前走は内有利なのに外枠を引いたからノーカン。今回は内が使えるなら上げたいね。能力はあるから勝ってほしいんだけどなあ。望来かあ。

ヨシノイースター。なぜか前走いきなり先行した。今回も先行できるかなあ。ゲートと周りの動き次第な気がする。人気して買いたい馬ではない。

マテンロウオリオン。まあ気難しい馬だから1200mを試したい気持ちはわかる。もしかしたらハマる可能性もあるから相手。

ジュビリーヘッド。良い枠を引いたね。あとは馬が戻ってきているかどうかだけ。調子次第でワンチャンあってもいいかな。

バルサムノート。前走の内容はいいし、1200mでもよさそう。この馬も良い枠を引いたしキングだからそれなりの位置にいそう。ワンチャンあるかな。

シュバルツカイザー。前々走みたいな出遅れがなければまあまあ安定しているし相手。

ビッグシーザー。前走の内容はそこそこ。内有利で内を使ってうまく勝っただけだから、うーん。今回が試金石だね。外めの3番手はとれそうな気がするけど本命にはしたくないな。

キミワクイーン。調子は戻ってきてそうだしワンチャン。ビッグシーザーの後ろにつけられたら位置としては申し分なさそう。デムーロか、、

カイザーメランジェはまじのワンチャン。調子はそんなに悪くなさそうだし、稍重でタイムが遅くなるのはプラスかな。去年くらいやれればあるんだけど、近走さっぱりだからどうだろう。

あとの馬は外を引きすぎたな。買いたい馬ばかりなんだけども。

ダディーズビビッドは1400m向きだと思ってるから純粋なスピード勝負なら相手まで。内が使えなくなったら勝ってもおかしくないけど、まあ高松宮記念で買いたいよね。

オタルエバーは内を引いてたら買いたかったけどなあ。好スタートを切ったらあるか?うーん。

トウシンマカオはある程度仕上がったけど次が本番。外枠を引いたしここは相手まででかな。

 

◎8

○7

▲1

☆11

△4,5,9,10,15

力だけで言ったら、トウシンマカオ、ダディーズビビッド、オタルエバーあたりなのにね。これだから競馬は難しい。

 

チューリップ賞はエポックヴィーナス、スウィープフィート、フルレゾンあたりかな。