阪急杯と言えば、ダイアトニック北村友一が川田にレース後に説教されたあのレースだ。コロナ禍で無観客だったから馬の足音と川田の声がよく聞こえたのが懐かしいよ。今は条件戦でもお客さんの歓声や拍手が聞こえるからなあすごいよほんとに。
ってのは予想に全然関係なく。阪急杯って阪神1400mなんだけど、1400mっぽいレースなんだよな。何が言いたいかって、1200m適性の馬はオーシャンSに出るからそんなに早くならないことが多い。
前半3Fが33秒台の前傾ってなると14年、16年、17年まで遡る。ここ3年は6回開催とは言え、近年は前半34秒台ばかり。1200m適性の逃げ馬が出てないからね。しかも今年は開幕週ときた。
そうなると前残りになりやすい。ここ開催3週目の過去3年ですら前残りばかり。そうなると基本的に逃げ先行馬を抑えることになる。でもまあそれより前まで遡ると意外と後ろからも届いてる。それなりに早いペースで最後に阪神の急坂が来るとかなりきついから大抵の馬は止まっちゃうんだよね。
今年の逃げ馬はアサカラキングかメイショウチタン。アサカラキングは距離を縮めてから3連勝。それなりに出脚がつくタイプではあるが、ちょっと外過ぎるから行ききれない可能性もある。無理して行くとハイペース。そのパターンなら差し馬や1600mに実績のある馬、ちょっと重たい血統がいいかな。
アサカラキングが楽に行けるパターンもあるね。そのまま誰も競らなかったら前残り。泉谷とか小崎、高倉、大和あたりが絡んだら早くなるね。
もうひとつのパターンがメイショウチタンの単騎逃げ。メイショウチタン単騎なら誰も競らないだろうしスロー前残り。このパターンはメイショウチタンを抑える必要がある。
皆さんにおすすめするのは、メイショウチタン単騎 or アサカラキング単騎のパターン。このパターンはどっちにしたってそんなに早くならないから逃げ先行が有利。
そうなるとまずはウインマーベル。前走でようやく良化。たぶんスタートもそつなくこなせるし番手で勝ちを狙いたいところだ。
あとはサンライズロナウド。能力が高い馬でノリさんが乗っているってことは癖のある馬。ウインマーベルの後ろをとれればワンチャンある。フルキチなら大丈夫だろう。
そのさらに後ろにつくのはスマートクラージュか。池添だから外に割りきる可能性もあるけど。調教もいい感じだしここは抑えたいね。
その後ろにいるのがルプリュフォール。岩田パパはインに固執するだろう。前の馬の進路次第だけどトゥラヴェスーラできる。
あとはカルロヴェローチェ。本質は1600m-1800mとかじゃないかな。気性が悪すぎて距離短縮してきたタイプ。掛からないくらい前半が早くなるなら気性とか関係ないからね。人気のないここで買いたい。出れるなら次走高松宮記念が見たい。
あとはサトノレーヴ小崎とボルザコフスキー、ダノンティンパニー、メイショウホシアイはワンチャン。
サトノレーヴは小崎かあ。1200mなら買うけどうーん。
ボルザコフスキーはムルザバエフだからまあ前につけるだろうからとりあえず抑える。
ダノンティンパニー能力が高いから外枠でも。
メイショウホシアイは調教がいいんだよね。ポンとスタートが決まれば番手でそのまま、、なんてことがあればいいな。
これが普通の予想。アサカラキングとウインマーベル、ヒモ荒れでカルロヴェローチェかサンライズロナウド、ボルザコフスキー、ルプリュフォールって感じが妥当なところじゃないかな。
これだとちょっとおもしろくないので、前が早くなるパターンも考える。
ウインマーベル、サンライズロナウド、ルプリュフォール、スマートクラージュ、カルロヴェローチェ、ボルザコフスキー、ワールドウインズ、ダノンティンパニー…。期待することはあんまり変わらないな。
というわけで以下印。
◎1
○8
▲2
☆7
△4,5,11,15,16,18
心の本命はホープフルサイン原なんだけどね。ハイペースにならない限り、1,16は飛びにくいかなあ。飛んでくれないと荒れないから飛ぶことを祈ろう。