田中だよ

共同通信杯

共同通信杯。旧くはメジロブライトエルコンドルパサージャングルポケットアドマイヤムーンなんかを輩出した出世レースだ。ここら辺でクラシックに直結したのはジャングルポケットくらいか。出世レースではあるんだけど、なかなかクラシックには繋がらなかったレースだね。

 

そんなレースがここ10年で見ると、後のGI馬が6頭から勝ち馬から生まれている。2着にもドゥラメンテやアドマイヤマーズいて、3年前の3着馬はシャフリヤール、昨年の4着馬はタスティエーラ。ダービー馬もいる。どれだけレベル高いんだよこのレース。

 

なんでハイレベルになるかってのは、よく言われているのは昔より外厩の技術が上がったこと。間隔が空いても仕上げられるようになったことが挙げられる。

10-20年以上前は弥生賞スプリングSとかが前哨戦として主流だったけど、外厩で仕上げられるからむしろ間隔を空けて調整のしやすい共同通信杯は中山より紛れが少ないし当然人気な前哨戦になるよね。

 

そうなると、期待馬を避ける馬がでてきて頭数が少なくなりやすい。今年は11頭立てだね。そうなると前が飛ばさない限りはスローになる。

 

スローになるとどうなるか。みんな上がりが早くなるから後ろが届かなくなる。だからドゥラメンテ巻けるし、ダノンザタイガーとかタスティエーラが取りこぼすレースになるんだよね。前で立ち回れて上がりのでる馬を狙いたい。

 

そうなるとショーマンフリート。中山の新馬戦でラスト3F12.1-11.6-10.9。シンザン記念はまあ馬場があれだし調子もそんなに良くなさそうだった。ある程度前で立ち回れる馬だしルメールなら本命にしない理由はない。

次点でミスタージーティー。これも新馬戦が優秀で前走は期待してたんだけど、うまく立ち回れず取りこぼした。ワンチャン買ってたんじゃないかなあ。この馬、どちらかと言うと中距離っぽい馬だから今回も後ろからになると思う。ただそれでも勝ち切るくらいの馬かもしれないし期待が大きいね。

あとはエコロヴァルツ。これもジーティーに近い。大味な競馬になりそうだし武さんだから無理させないと思うから相手かな。

似たような馬だとファスターボンド。これも後ろからになるし届かなさそう。相手かな。

前で運べるのはジャンタルマンタル。この馬、段々掛かりやすくなってるんだよね。まあ今回はこなせるかもしれないけど皐月賞はちょっと評価落としたいな。今回は掛かって最後止まり3着くらいのイメージ。

あとはベラジオボンド。新馬の内容が良い。ちぎった2着馬が未勝利を勝ち上がってるしなかなかやりそう。内でも立ち舞われそうなタイプだし今回は推したいな。

ジャスティンミラノもまあまあ。前走はスローの上がり勝負だからなんとも言えないけど数字を伸ばせるならあり。相手。

◎5

○4

▲1

☆6

△3,8,9

ショーマンフリートとミスタージーティーはクラシック候補だと思ってるから楽しみだ。

根岸S

根岸S

 

根岸Sは1200mを走っていた快速馬が出てくることや、コーナーが1つしかないこと、しかも冬場のダートだから馬場も重たい。スタートからコーナーまでの距離が長くはないから位置取り争いもある。

 


根岸S 過去5年の前後半3F

19年 35.0-36.4

20年 35.0-35.4

21年 34.4-36.0

22年 34.4-36.9

23年 34.6-35.9

そうなると上記のような前半が早いレースになり、そこに500mある直線が待ち受けている。まあそう考えれば逃げ先行馬が勝ちきるのはかなりハードルが高いのはわかるよね。

やや遅かった20年で当時かなり強かったコパノキッキングが先行して2着。あとかなり早かった22年は後ろも止まって力のあるヘリオスが粘ったね。ペースが遅くなったり力があるなら先行馬も相手までならあり。

 


というわけで、まずは近走上がり3F上位の馬を評価。加えて、苦しいレースになるということで、1400mよりも長い条件で戦っていた馬、短縮組の評価もあげる。

 


そうなるとサンライズフレイムがあがってくる。ここまで4連勝できて次は重賞だね。ネックは出遅れの可能性があること。さすがに出遅れると届くか怪しい。あとは力関係だね。

次点でタガノビューティー。近走は安定してきているしここも上位。

あとはアルファマム。左回りの条件を狙ってきているようにこの条件が得意なんだろうね。この馬も出遅れなければ。

ここまで3頭がふつうに買うなら軸候補。

 


今回の争点は誰が逃げるか、ペースは早くなるかって点。たぶんヘリオスは今回逃げるかな。豊さんの逃げってなるとスローペース。スローでも逃げきるのは難しい条件なだけにヘリオスは相手まで、

これがなにかの紛れでハイペースになるならベルダーイメルの評価をあげたい。ハイペースの差しが利く馬だからね。

あと買いたいのはフルム。秋口の同条件ではヘリオスに逃げきられたが今回は冬だしフルムの方があげたい。調子も良さそうだしワンチャン。

ライラボンドは距離短縮。調子良さそうだしワンチャン。がんばれ勝太。

あとはエクロジャイトも距離短縮か。短縮が合う感じはする。切れるイメージはないけど相手に塗ろうかな。

オマツリオトコも切れ負けしそうだけど近走では条件が合っている方かな。塗りたい。

エンペラーワケアはたぶんこの中でも上位の力がある。あるんだけど先行して押しきれるほど強いかはわからん。あっさり勝たれてもおかしくないけど、それなら入れても相手まででいいかな。

 


◎3 フルム

○14 アルファマム

▲12 タガノビューティー

☆5 ベルダーイメル

△4,9,10,11,13

なんでこの流れでフルムが本命なんだろうね。がんばれ水口。

 

根岸S

ダート路線の層の厚さを素直に。
東京ダート1400mは比較的力量の通りに結果が結びつく舞台。古くはメイショウボーラーから直近だとレモンポップなどスピードを生かす実力馬がここをステップにG1に進むなど、将来のG1候補を見つけ出すレースでもある。


今回のメンバーでは人気上位の7 エンペラーワケアや10 サンライズフレイムは、将来が嘱望される馬で、ここをステップに花開く可能性も高い。

一方で、メンバーレベルが格段に上がるのが重賞ということもあり、海外遠征や本番直行を目指す馬を除いても実力のある馬が揃っていることから、ここは歴戦の古馬達を評価したい。


本命は12 タガノビューティー

7歳となり全盛期の末脚には陰りが見えつつあるものの、昨年も交流G1や武蔵野Sで連対など、変わらず安定した末脚を見せている。2着以内を確保していることで収得賞金を重ね、レース選択はしやすくなっており、目標に向けた仕上がりがしやすくなっていることも好感。大本番は次走もここでも実力通りなら連軸に指名しやすい状況。


相手は5 ベルダーイメル。

昨年のこのレース以降、徐々に力をつけていき、重賞でも力を示せるように。鞍上との相性もよく、展開的にも厳しい位置取りになることはないはず。待望の初重賞に期待。


単穴は6 シャマル

2走連続レースに参加できていないが、本来はこのメンバーでは1枚上の実力馬。主戦であった川須ジョッキーに戻り、馬の癖を熟知していることはプラスであることから、ここで一発狙いたい。


以下上述した人気2頭に加え、展開面で向きそうな3 フルムや短距離で脚を伸ばす競馬のほうが向いていそうな15 ケンシンコウを抑えたい。

シルクロードS

2020年以前のシルクロードSの結果をみてもらうと、まあ綺麗に内枠の成績が良い。過去京都開催の時はシルクロードSの週からBコースに変更が入っており、内の状態が良いときに開催してたから当然っちゃ当然なんだけどね。

それが今年はBコースに変更したのが先週で、且つ馬場の状態がかなり悪そうなんだよね。土曜日の最終レースをみると内をぽっかり空けて、内の馬が外の馬を追いやってるのがわかる。

こうなるとパターンは2つ考えられる。単純に外差しだから外枠の馬を買う。且つ馬場が重たいってことは欧州血統とかちょっとロベルトとかを重くみて買うパターン。もう1つは土曜日の最終レースみたいなイメージ。内枠の馬が外に張ることで外が届かないパターン。個人的には後者になるんじゃないかなと思うな。内枠の欧州血統と外枠ならあんまり置いていかれない先行馬か中団で立ち回れる馬を重視したい。

 

そうなると、まずはルガルがあがる。ドゥラメンテ×ニューアプローチで先行ができる。まあ重賞を勝ちきれる実力があるかはわからん。

エターナルタイムも母父ハーツクライで1600mを走っていた馬だから該当する。この馬も勝ちきれるかどうかはわからんね。

あとはホープフルサイン。母父グラスワンダー。1400mが主戦場で内枠を立ち回るのがうまいタイプ。むしろそういう時しか買えない。人気上位が走らなければワンチャン。

ジューンオレンジもジャスタウェイ×シンボリクリスエスで1400mが得意な馬。この馬も同じ。あとは足りるかどうか。

外枠からあげたいのはアグリ。カラヴァッジオ×ウォーフロント。1400mがベストなタイプ。実力もあるしここでは負けられないよね。ネックはまだ太め残りっぽいところ。

あとはバースクライ、オタルエバー、カワキタレブリー、サンライズオネストらへん。ペースが早くなって外差しになったらサンライズロナウド、トゥラヴェスーラ、ショウナンハクラクもワンチャン。

 

◎3 ホープフルサイン

○4 ルガル

▲5 エターナルタイム

☆7 ジューンオレンジ

△11,13,15,17

外枠パターンならアグリから3,7,11,15,16,17かな。

アメリカジョッキークラブカップ

アメリカジョッキークラブカップ

 

ドバイワールドカップデーにJRA所属馬138頭が登録された。すごいよね。まあ登録だけで出られる馬は限られるんだけど、それにしてもドバイは登録馬が多いし、挑戦する馬も多いよね。賞金も高いから日本がガラガラになっちゃう。凱旋門賞なんてチャンスがあるわけでもないから登録しても10頭程度。基本挑戦すらしない。

同じ海外なのにドバイは日本馬がよく活躍しているんだよなあ。これは調教師や牧場が好走パターンを掴んでいたり、あとは馬場や展開が日本馬に向きやすいことが影響している。

日本の競馬場ってめちゃめちゃ整備されているんだよね。形状も綺麗な一周コースが中心で、芝の整備もかなり行き届いている。対してヨーロッパのコースは芝なんかぼこぼこだしコースの形もなんかよくわからん形が多い。まあだから日本馬がヨーロッパのレースで勝つのはなかなか難しいんだよね。

 

話は日本に戻る。通常、日本だとコーナーが4つある競馬場が主流。その主流から少し外れたのが中山。中山2200mなんかはコーナーが3つしかないんだよね。基本的にコーナーで減速してペースが緩むんだけど、コーナーが1つ少ない中山2200mはペースが大きく緩む箇所が通常より少ないんだよね。そうなると淡々とペースが流れて体力勝負になりやすい。そうなると買いたいのは欧州血統やロベルトなんか。

上記は一般的な傾向で、あとは馬場と展開次第なんだけど、その2つが今年は特殊になりそう。

前述のように基本は体力勝負になるんだけど、去年みたいにペースがかなり緩んでしまうと体力が足りなくても内の経済コースを通ってどうにかなってしまうケースもある。ノースブリッジなんかがそう。

今年は逃げ馬がいないし頭数も少ないから去年みたいなスローペースになりそうな匂いがするね。そうなると内前の先行馬か早めに動ける馬がいいんだよね。

 

馬場はまあまだわからん。土曜は内がそこまで悪くないだけにインをしたいけど、雨で内がぼろぼろになるかもしれないのでレース直前まで注視しないとね。午前の感じではかなりボロボロの馬場になりそう。スローのパターンと、雨でかなり重たくなってスタミナが必要になるパターンとどっちも意識したいな。

 

マイネルウィルトスは前走ステイヤーズ3着で、もう2000mだとちょっと忙しい感じがするよね。ってことは向いてると思うし枠は絶好。ただズブいからなあ。後方からになると外回すことになるしスローなら間に合わなさそう。スローにならなかったり、めちゃめちゃ重たくなったら福島民報杯の再現になって圧勝してもおかしくない。

モリアーナは父がロベルトではあるが、母父ダイワメジャーでマイル色が強い。行きっぷりがいいしどんな条件になってもAJCCでは買いたくないんだよなあ。でもそんなことわかってるであろうノリさんが進言してここに出てきてるだろうし切れないよね。

ショウナンバシットも父がシルバーステートのロベルト。皐月賞では荒れた内側を通って好走しているから向いてなくはないと思うけど近走さっぱりだしなあ。もうちょっとやれると思ってるんだけどね。和生の腕が合えばワンチャン。

ホウオウリアリティはコース実績があるし単騎逃げじゃないかな。噛み合えばワンチャン。

サンストックトンは馬はいいんだよね。血統も向いてる。ただ最近調子が今一つなんだよね。調子があがったら重賞でもやれると思うんだよなあ、、。

アドマイヤハレーは相手なりに走るタイプだからいきなり走ってもおかしくないかなあ。重馬場も問題ないし相手。

シルブロンはスタミナ十分だけど弱いし、ピーヒュレクだから後方からになりそう。キングが早めに仕掛けて前潰れになったらワンチャン。

カラテはまあ何度か触れてるけど爪が悪い馬。継続して調子をあげて走らせるのが難しいんだよね。今回はしっかり調整してきたし狙い目。新潟大賞典で道悪はこなしてるし、歳を取ってズブくなってきたから2200mでもこなせる。位置もとれるし軸にしたいな。

ラーグルフもロベルト。まあ中山は向いてるし人気がないのはいいけど、ここ2走案外。2000mが限界な印象もあるし、道悪巧者とは思えない。スローなら頭はあっても相手かな。

チャックネイトはスタミナもあるし血統もぴったり。課題は外枠とキング。キングはかなり強気に位置を取りに行く印象が強いから、先行するか、後方待機なら早めに進出することになる。チャックネイトがその競馬にも対応できるなら全然問題なさそう。まあ相手候補の筆頭かな。

ボッケリーニは好走経験があるように、このレースに向いてるよね。本来なら1頭軸にしてもいいんだけど、調教があんまり冴えないんだよなあ。兄のラブリーデイもピーク過ぎたらぴたっと冴えなくなったし、思い切って切るのも手かなと思ってる。

 

◎9

○1

▲11

☆7

△3,4,5,10

 

アメリカジョッキークラブカップ

道悪適性が能力にプラスαを
アメリカジョッキークラブカップ、通称AJCC。昔は有馬記念で悔しいレースとなった馬が春に向けてもう一走する事もあったが、ローテーションを空けることが定石となった現代ではワンランク落ちる馬達が集まっていることも事実。先週の日経新春杯含め、この時期に出てくる馬達の目的やローテーションはじっくり見極める必要がありそう。


更に中山もロングランの冬開催が最終週。思ったよりは馬場が悪くならないまま進んでおり、インが残る展開もちらほら見られたことで、馬場造園科の技術力の高さに感服だったが、流石に昨晩から今朝にかけての雨で重くなることは必須。馬場適性の巧拙ではっきりと差が出そうなレース。

 

本命は9カラテ。

宝塚記念以来のレースとなり、好走歴も高速馬場での内容が評価されがちであるが、本質は冬場の重い芝が得意で、関東馬だった時代から中山コースを得意とする馬。休み明けでも鉄砲が利かない馬ではないことから2200mという条件に不安が残らないわけではないが、人気とのバランスを鑑みると狙い所。

 

対抗は同じく重馬場巧者の1マイネルウィルトス。

元々ジリっぽい馬で勝ち切れない馬かつ、徐々に長距離にシフトしつつあり、距離不足が不安になるも福島民報杯で見せた重馬場での脚力から重馬場巧者であることは間違いなく評価を落とすわけにはいかない1頭。

 

3番手は12ボッケリーニ。

前述2頭ほど重馬場が得意ということもないが、安定感ある走りで馬場の巧拙を問わないタイプ。上がりが確りと掛かる中山芝は得意なはずで純粋な力関係含めて評価。

 

以下連下は実力上位の10ラーグルフ、3モリアーナは中山巧者であることからこのレースを狙っていた事も間違いなく評価したいところだが、雨が残るようなら重馬場巧者の11チャックネイト、4ショウナンバシット、5ホウオウリアリティはレース前半から位置を取りに行く可能性が高いことから残り目を警戒して優先して買いたい。

京成杯

京成杯

 

京成杯って去年はソールオリエンスが勝ったけど、本来はG1馬やクラシックには直結しないレースなんだよね。

過去遡ると勝ち馬ではソールオリエンスとエイシンフラッシュ。勝ち馬を除くとナカヤマフェスタキングカメハメハなんかがいる。まあクラシックの前哨戦にあたるレースなのに少ないよね。

これは年末のG1を走った馬は基本休養に入るのと、冬の中山2000mは紛れやすいし、クラシックとは全然異なる傾向になりやすいことから敬遠されている。だからレースレベルが低いんだろうね。去年のソールオリエンスは珍しいんだ。

なんで冬の中山2000mはクラシックと全然異なる傾向になるかってのは過去のラップを見てもらえればわかると思う。

2023年:前後半3Fラップが37.6-35.4

2022年:前後半3Fラップが35.7-35.5

2018年:前後半3Fラップが35.4-37.0

2017年:前後半3Fラップが36.9-36.3

 

明らかに前半後半共に皐月賞や何なら他のクラシックやG1に比べて遅い。ふつうはもっと前半が早くなるし、前半が遅くても後半が早くなる。こういうレースで求められるのはスピードではなくスタミナ。欧州血統やロベルト、ゴールドシップなんかが合うレースってこと。

実際去年の勝ち馬ソールオリエンスは母父がモチベーター。オニャンコポンも母母サプレザに父エイシンフラッシュ。過去を遡ってもフェイムゲームフェイトフルウォー、ジェネラーレウーノなどスタミナのある馬が多いよね。

あとは今年はインがまだ使えるから、スタミナのある馬や欧州血統に加えてインも重めに見る。

 

スワーヴリチャードにハービンジャーと、いかにもな血統を持つアーバンシックは重めにみたい。百日草特別は他馬が弱かったのもあるけど、タイムや上がりは立派。気がかりなのは中山が初めてで少頭数しか経験がないところ。まあ他馬にも言えるけどね。

 

血統背景的に推したいのはロベルト持ちのハヤテフクノスケ。初戦はミスタージーティーの2着。ミスタージーティーは2歳G1を獲れるくらいの力があることは立証済み。人気がないならこっちを上げたい。

 

同じロベルト持ちでエコロマーズ。冬の中山はシルバーステートを買えという標語があるからね。相手。

 

あとは6枠2頭のゴールドシップマイネルフランツは葉牡丹賞で開幕週スローペースを、外を回って2着だった。葉牡丹賞以上あって良い。

コスモブッドレアはそんなに強くないけどまあ相手には。

 

ダノンデサイルはエピファネイア産駒だし当然向いているけどノリさんが乗ってるってことは一癖ある馬。勝ちもポツンもあるだろうから相手まで。

 

あとはレイデラルース。カンデラの子供が芝の2000mを走るなんてね。内枠だし相手に。

 

バードウォッチャーは相手まで。東京のワンターンしか経験のない馬は評価を下げざるを得ない。インだから1番重たく見たいんだけどねえ。

 

ジュンゴールドは人気してるけど過去2戦は評価しがたいレース。スローだし少頭数だし。人気してるから切りたいなあ。

 

それならアスクナイスショー。シルバーステート産駒だしそんなに弱くはないと思う。

 

グローリーアテインは後方ポツンがハマったら。ドゥレイクパセージは楽逃げできたらありかなあ。

 

◎8

○6

▲11

☆9

△3,4,9,11,14

2,12,13の取捨はパドック見てから決めるかなあ。

 

京成杯

 

器用な立ち回りができる明け3歳馬の完成度を上位に。

京成杯は時期的な問題もあり(年末のG1直後、春トライアル前)なかなかメンバーが揃いにくい。これまでから、ローテーションを空けて行く流れが主流となることから後のG1馬が生まれるように変貌しつつある。

今年のメンバーを見渡しても人気となっている15ジュンゴールドや6アーバンシック、2バードウォッチャーはクラシックを目指せる馬との評判。ここで勝ち上がってクラシックへの出走確定を決めたいところ。


一方で3頭とも荒削りな面や成長待ちだからこそ、ここでクラシック当確を決めたいということでもあり、全幅の信頼は置きづらい所。


明け3歳馬としては比較的安心できる先行力と終いの脚を見せている8ハヤテノフクノスケでも逆転可能と判断し、本命に。数少ないウインバリアシオン産駒だが、父ウインバリアシオンよりも早めの完成度を見せていることは好感。早目先頭からの粘り腰を期待。


相手は京都2歳Sで多頭数の競馬を経験済みの14ダノンデサイルを本線に、上述の3強を素直に評価。


穴目で押さえておきたいのは3レイデラルースと11マイネルフランツ。2頭とも少頭数のレースでの雑な競馬が目立つものの搭載している馬力はなかなかな物。素質開花を期待したい。

中山金杯 予想①

父親の友人と飲み会の席で競馬の予想やろうよ!って話になり再開。

亡くなった後、故人のことをみんなが忘れたら、それが本当に亡くなったってことだと思うので、父親を忘れないために、縁を大事に思い再開。ついでに当たったらうれしいね。

 

12月末の有馬記念、ドウデュースが勝って嬉しかったと同時にめちゃめちゃびっくりしたレースでもあった。どう見ても身体つきがマイラーの馬が有馬記念を勝ったことにびっくりした。これも豊さんだから成せる技なのかな、、

もう1つびっくりしたのが大外枠のスターズオンアースが2着にきたこと。8枠がきたのでさえ、超ハイペースで逃げた13番ダイワスカーレットと後方からきた14番アドマイヤモナークくらいだからね。何が言いたいかって、それくらい競馬において枠番ってのは重要な要素ってことだ。これが中山金杯にもつながってくる。

 

中山金杯の話をする前に、中山金杯の開催コースの話をする。JRAのHPに馬場情報ってページがあるんだけど、その中に芝コースの使用コースってのがある。それを見ると、中山金杯はCコース(Aコースから6メートル外に内柵を設置)とある。

これが何かって言うと、ずっと同じところを馬が走っていると芝がどんどん荒れていって走れない状態になるから、それを避けるために内側にある柵を外側にずらして、芝の保全を行うんだ。その内柵の設置位置変更タイミングがこの中山金杯のタイミングなんだよね。

 

Aコース開催の先週から一気にCコース開催になるから、基本中山金杯は内有利。しかも先週のホープフルSを思い出してほしい。外から差してきたレガレイラが1着。2着は内から来たシンエンペラー。まだ内が使える状態だったのに、さらに内の芝が良くなる。ふつうに考えたら先行、且つ内前~中団が圧倒的に有利だ。

 

内枠に先行馬があんまりいないんだよね。アラタ、エピファニー、クリノプレミアム、ククナ、ボーンディスウェイ。あとは逃げるゴールデンハインド、外からマテンロウレオ、マイネルクリソーラも押していくかな。(デムーロだから出遅れて捲る可能性が捨てきれないけど、、)

 

去年の中山金杯で4着のアラタが上位か。58㎏が周りに比べて重いのがどうかって点と直近あんまり先行できていないのが気になる。1頭軸にはできないかな。

ククナは実績から考えるとハンデも54kgは恵まれた部類。調教が動けていないのが気になる。人気次第だけど相手かな。

それならボーンディスウェイ。つかみどころのない馬だが、ホープフルS弥生賞で好走しているように中山2000mが得意な馬。3勝クラスでは実力上位のデコラシオンと2勝クラス時点で接戦をしているように、相手なりにやる馬というイメージ。相手が強くなるのは問題ないかな。脩ちゃんから巧也に主戦が戻ったのもプラス。人気次第で軸。

恐らく逃げるゴールデンハインドは休養が長いのがネック。調教は動けているんだけどね。ただ戦ってきた相手があまり強くないだけに軸にするのは怖い。これも人気を見てかな。

あとはエピファニー。この馬は乗り難しい馬なんだよね。それだけにルメさんからピーヒュレクに替わるのがどうか。どうせ1番人気だし本命にしたくはないなあ。

サクラトゥジュールもエピファニーと一緒。キングはまあうまいけど、うまく乗りこなせるのか。乗りこなせれば普通に頭でいい馬。

クリノプレミアムは去年の中山金杯で2着。中山金杯と福島牝馬で好走する鵜mだから東京のマイルで話にならなくても仕方ないよね。ターコイズSもかなりタイム早いし度外視。まあまだ調子が上がり切ってない感があるから本命にするかは迷うけど、相手には入れたい。

内枠で個人的に評価しているのはリカンカブール。GIジョッキー藤岡康太くんの何も考えない追い込みで前走は全く話にならなかった。津村に乗り替わったのは大きなプラス。でも直近追い込みしかしていないだけにいきなり前目から中団につけるかは微妙。しかも意外と人気がありそうなんだよね。どうやったら来るんだ。教えてくれ。でも買うよ。

マテンロウレオは調子がまだ上がってきていなさそう。あっても相手。

ホウオウアマゾンはどうなだろうね。2000m持つのかね。

カテドラルはワンチャン。今なら2000mでいいかな。相手。

マイネルクリソーラは外を引いたので相手まで。しかもデムさんだから計算できない。

サトノエルドールは調子が良さそうなのに外。皇成は何か考えてくれそうだから買いたいけど、、、デムさんが残り1000mから捲って外差しにならないかなあ、、、

 

◎8

○2

▲6

☆11

△3,7,9,13,15,16

買い目は、

馬単:2,6,8 - 2,3,6,8,9,11

ワイド:6,7,16 - 2,3,6,7,8,9,11,16

単複:13,16

あとはこの中で強いと思うサクラトゥジュールとリカンカブールからの馬券をどうするかって感じかな。

 

フェブラリーS

フェブラリーS地方馬メイセイオペラが勝ったのが24年前。それ以降、善戦はあれど地方馬フェブラリーSを勝ってない。メイセイオペラがめちゃめちゃ強いってのも当然あるんだけれど、他にも理由があると思っていて、その中にタイムの高速化があるんじゃないかなって個人的には考えている。

 

メイセイオペラが勝ったときの勝ち時計が1:36:3。一方22年は1:33.8。21年が1:34.4。この20年でめちゃめちゃ高速化してるんだよね。タイムが高速化するとどうなるかって、ダート短距離を走っていた馬や芝を走っていたようなスピードのある馬が好走しやすくなる。

22年

1着カフェファラオ
2着テイエムサウスダン
3着ソダシ

21年

1着カフェファラオ
2着エアスピネル
3着ワンダーリーデル

22年は1400mがベストのテイエムサウスダンと芝1600mでG1を勝っているソダシが好走。

21年は芝の重賞勝ち馬で、プロキオンS好走歴のえるエアスピネルと前走根岸Sで好走していたワンダーリーデルが好走。

問題は今年もタイムが高速化するかっていう点なんだけど、この20年で全体的に早くなったのはあるんだけどまあ天気とか凍結防止剤の撒き方次第で変わってくることもある。明日実際にレースしてるのを見てからかな。

 

◎7レモンポップ:基本はレモンポップになっちゃう。距離が長いんだけど、他にいい馬がそんなにいないんだよなあ。武蔵野Sは完璧な競馬をして2着。あのときのタイムは1:35:6。ちょっと重たい時だったから、いまなら1:34:0くらいでも走れるんじゃないかな。動き出しを待ってどこまで粘れるか次第。

 

○12セキフウ:タイムが早くなるならセキフウもあり。揉まれるとダメな馬だから前走は度外視なんだけど今回は外目が引けた。スムーズに走れればもっとやれる馬だし人気がないなら買いたいよね。

 

▲4ドライスタウト:時計が早ければこの馬の評価もあがるんだけど、内枠を引いてしまった。レース映像見るとわかると思うけど、かなり大跳びな馬であんまり内枠が好ましくないタイプ。包まれてしまったらあんまりよくないんじゃないかなってことでこの評価。

 

☆3ケンシンコウ:だったらワンチャンケンシンコウ。気性のむずかしいタイプだからいまのベストは時計の早い1400-1600mくらい。前走もそこそこやれてたし1600mのほうが追走は楽だから、もうちょいましな位置を取れるかも。それならワンチャン。

 

△1 11ソリストサンダー:休み明けがどうか気になるけど、衰えはなさそうだしこっちもワンチャン。去年も4着に来ているようにタイムの早いフェブラリーS向きだから今回のメンバーならあってもおかしくない。

 

△2 9ショウナンナデシコ:調子が良さそうで、近走はきつい展開や馬場だったりと敗因がはっきりしている。今回はワンターンのマイルで全く条件がちがうしワンチャンあってもいい。人気がないからおもしろい。

 

△3 15レッドルゼル:この馬も1600mは長い。1600m走れるように調教に工夫を入れているがそれくらいでどうにかなるのかなあ。川田さまだし相手にはいれる。

 

あとは2,6,10,16を相手にいれるかなあ。

シャールズスパイトは外枠なら重たい印を打ってたかもしれないけど内で砂を被るようなら軽視したい。メイショウハリオは馬場が重たくなったとき用だね。テイエムサウスダンはいい馬なんだけど、去年ほどの状態にはなさそう。集中してくれればワンチャンあるのにねえ。ケイアイターコイズもワンチャン。距離が持つならって感じだけどここまで人気ないならおさえたいな。

 

現状はこんな感じ。あとはダートの状態を見て決めるかな。