共同通信杯。旧くはメジロブライトやエルコンドルパサー、ジャングルポケット、アドマイヤムーンなんかを輩出した出世レースだ。ここら辺でクラシックに直結したのはジャングルポケットくらいか。出世レースではあるんだけど、なかなかクラシックには繋がらなかったレースだね。
そんなレースがここ10年で見ると、後のGI馬が6頭から勝ち馬から生まれている。2着にもドゥラメンテやアドマイヤマーズいて、3年前の3着馬はシャフリヤール、昨年の4着馬はタスティエーラ。ダービー馬もいる。どれだけレベル高いんだよこのレース。
なんでハイレベルになるかってのは、よく言われているのは昔より外厩の技術が上がったこと。間隔が空いても仕上げられるようになったことが挙げられる。
10-20年以上前は弥生賞やスプリングSとかが前哨戦として主流だったけど、外厩で仕上げられるからむしろ間隔を空けて調整のしやすい共同通信杯は中山より紛れが少ないし当然人気な前哨戦になるよね。
そうなると、期待馬を避ける馬がでてきて頭数が少なくなりやすい。今年は11頭立てだね。そうなると前が飛ばさない限りはスローになる。
スローになるとどうなるか。みんな上がりが早くなるから後ろが届かなくなる。だからドゥラメンテ巻けるし、ダノンザタイガーとかタスティエーラが取りこぼすレースになるんだよね。前で立ち回れて上がりのでる馬を狙いたい。
そうなるとショーマンフリート。中山の新馬戦でラスト3F12.1-11.6-10.9。シンザン記念はまあ馬場があれだし調子もそんなに良くなさそうだった。ある程度前で立ち回れる馬だしルメールなら本命にしない理由はない。
次点でミスタージーティー。これも新馬戦が優秀で前走は期待してたんだけど、うまく立ち回れず取りこぼした。ワンチャン買ってたんじゃないかなあ。この馬、どちらかと言うと中距離っぽい馬だから今回も後ろからになると思う。ただそれでも勝ち切るくらいの馬かもしれないし期待が大きいね。
あとはエコロヴァルツ。これもジーティーに近い。大味な競馬になりそうだし武さんだから無理させないと思うから相手かな。
似たような馬だとファスターボンド。これも後ろからになるし届かなさそう。相手かな。
前で運べるのはジャンタルマンタル。この馬、段々掛かりやすくなってるんだよね。まあ今回はこなせるかもしれないけど皐月賞はちょっと評価落としたいな。今回は掛かって最後止まり3着くらいのイメージ。
あとはベラジオボンド。新馬の内容が良い。ちぎった2着馬が未勝利を勝ち上がってるしなかなかやりそう。内でも立ち舞われそうなタイプだし今回は推したいな。
ジャスティンミラノもまあまあ。前走はスローの上がり勝負だからなんとも言えないけど数字を伸ばせるならあり。相手。
◎5
○4
▲1
☆6
△3,8,9