田中だよ

宝塚記念

上半期が終わってしまう。競馬をやってると季節を感じられて良いよね。せっかくなら宝塚記念を当てて良い感じに 上半期を締めたいよね。

さて、宝塚記念。今回は逃げ馬が強力なレースになった。逃げ馬に注目せざるを得なくなったね。逃げ馬が強いからとかじゃなくて、逃げ馬の刻むペースが特殊だからってのもある。

福島記念
200m 11.9(11.9)
400m 10.8(22.7)
600m 10.9(33.6)
800m 11.9(45.5)
1000m 11.8(57.3)
1200m 11.9(1.09.2)
1400m 12.4(1.21.6)
1600m 12.4(1.34.0)
1800m 12.1(1.46.1)
2000m 13.1(1.59.2)

中山記念
200m 12.7(12.7)
400m 11.2(23.9)
600m 11.3(35.2)
800m 11.1(46.3)
1000m 11.3(57.6)
1200m 11.5(1.09.1)
1400m 11.6(1.20.7)
1600m 12.2(1.32.9)
1800m 13.5(1.46.4)

ただのハイペース逃げじゃなくて、ラスト200mまで緩めない逃げをする。よく見る逃げって途中緩めて息をいれる逃げなんだよね。その典型がタイトルホルダー。だからどっちが逃げるか論争は問題なくパンサラッサで問題ないと思うよ。
ここで気にしないといけないのは、パンサラッサがどんなペースで逃げるかどうか。2200mはパンサラッサにとって長いと思う。長いとなるとどうなるか。有馬記念のような溜めを効かせた逃げになる。そんな溜めを効かせた逃げになって且つ後ろが追いかけてこないとパンサラッサが逃げ粘ってもおかしくない。ここに関しては読みきれないから個人の判断。追加の要素として、パンサラッサはまあ調子がいい。福島記念くらいの最高のデキにある。だから2200mでもこなせちゃうかもしれない。困るね。

もうひとつ触れなきゃいけない要素がある。宝塚記念って特殊なレースだってこと。基本的にリピーターがいるレースって特殊なんだよね。そりゃ力関係が毎年変わるのに毎年来るってそのコースだと異様に走るからってことだからね。ここ最近だとキセキやゴールドシップ、クロノジェネシスがいる。
この3頭の共通点は、キセキとゴールドシップ菊花賞馬で、クロノジェネシス有馬記念を勝つような欧州血統であるということ。まあシンプルにスタミナが必要ってことだよね。よく牝馬が強いとか言うけど、たまたまここ最近はスタミナが豊富な牝馬が多かっただけだと思うよ。クロノジェネシスリスグラシューマリアライト。3頭とも有馬記念好走馬だ。じゃあレイパパレは?という話になる。あの馬は1600mから2000mの馬だね。これは次に触れる。

スタミナが豊富だってことだけど、ここでさっきのパンサラッサが絡んでくる。パンサラッサが普段の宝塚記念より締まったペースで逃げたらどうなるか。普段よりもスタミナが必要になってくるから、長距離で好走できるスタミナはほしいかもしれない。

さて、レイパパレの件。
去年と今年の宝塚記念阪神の3回開催4日目なんだよね。例年は3回開催の8日目。要するに、例年よりも去年今年の方が馬場にダメージが少なくて前が残りやすいし、時計もでやすい。だからこそレイパパレでも粘れるしユニコーンライオンが2着に来る。

今までの情報をまとめると、スタミナ豊富且つパンサラッサの逃げにも対応できる追走力がある馬で、馬場を考えるとできるだけ前にいる馬がベストということになる。そんな馬は数頭しかいないけどその馬たちが問題を抱えているから難しい。問題に触れつつ、以下印。

◎6タイトルホルダー:菊花賞天皇賞(春)の勝ち馬。ただ締まったペースの逃げは有馬記念で対応してるけど、あれくらいなんだよなあ。あっさり他馬に抜かれたよね。まずそこは不安材料。
次の不安材料が、馬が前にいると追いかけてしまう点。これはパンサラッサじゃなくてアフリカンゴールドが内にいるのが問題。アフリカンゴールドも包まれたくないだろうし無理してでも押していきたいだろう。そうなるとタイトルホルダーと競る形になりかねないから、悪い癖がでてもおかしくはない。とまあ不安材料はあるんだけど、実績十分で状態もめちゃめちゃ良い。悩ましいね。

○4エフフォーリア:有馬記念の再現だと思えば間違いなくこの馬も走る。調子も有馬記念は悪かったし、まあスタミナについては問題ないよ。でも大阪杯が……っていうのはわかる。あれは、輸送で調整不足になったこととスタート時にテンションがあがってゲートにぶつかったことが敗因らしいけど、今回はどうなんだろうね。調整に関してはバッチリケアしているようだし、テンションの面はまあいろいろあってのブリンカー着用となった。こればっかりはわからない。ブリンカーで走る馬もいるけど、いざ走るとそれでもダメな馬もいる。まあこれもわからんね。悩ましい。

▲13アリーヴォ:長距離実績はないし若干距離は怪しいけど、小倉巧者だし前走をみる感じ締まったペースは問題なさそう。前走みた感じの操縦性の高さは素晴らしいし、その馬に武さんが乗るのは良いよね。ネックは枠が外過ぎる点。外外周り続けて追い込んでこれるほどの余力はないから、どうにかして内にいれる必要がある。もうちょい内だったら文句無しで本命だったんだけどね。

☆1オーソリティ:血統的には宝塚記念はあってると思うよ。右周りがダメって指摘はあるけど、ダノンベルーガみたいなトモが弱いみたいなこともないし、手前を替えないみたいなこともない。敗因は他にあると思うんだよね。だから今回は買ってみたい。何より1枠1番を引いたのが良い。ちょっと内過ぎるかもしれないけどそこはルメールを信用してみたい。

△7デアリングタクト:前走は思ったより走った。仕上がりはそこそこだったし、まあ無理だろうなと思ったんだけどね。ただ今回の調子はそこまでだし、やっぱり良いときには程遠い。力はあるから地力頼みだよね。相手までかな。

△8ステイフーリッシュ:条件は合うよ。スタミナあるし。でも調整不足感が否めないような。相手まで。

△9マイネルファンロン:穴で狙うならこの馬。枠も良いしスタミナも豊富。血統的には宝塚記念はぴったりだよね。まあデムーロだし出遅れて後ろから勝負になるだろうからペース次第だけどね。

△10ヒシイグアス:調子がそこまで良くなさそう。この馬、いつも調整に手こずってるし難しいんだろうなあ。距離は微妙だしレーンがなにも考えないで乗って止まりそうだけど、まあ力はそこそこあるから相手に一応。

△11パンサラッサ:問題のパンサラッサ。めちゃめちゃ状態は良いし勝てるまであるよ。ぼくは止まるほうに賭けるけどね。

△14キングオブコージ:これも狙いたい穴馬。条件は合う。ただ外過ぎる。これもアリーヴォと一緒で内に入れるタイミングがあるかどうかだね。

△15ディープボンド:この馬の課題は追走力。ズブい馬だから早くなるのは厳しいよね。相手までかなあ。

買い目としては、
馬単:4,6 - 1,4,6,13
3連複:4,6 - 1,4,6,13 - 1,4,6,9,11,13,14,15

手堅くやるならこうかな。1,11,13で勝負したほうが配当は良いからそっちでもいいかもしれない。

マーメイドS

10,7,7,10,3。なんの数字かって、これマーメイドの過去5年の勝ち馬の人気なんだよね。G1とか重賞を中心に競馬をみている人だと引っくり返っちゃう数字だよね。こんな意味不明なことが起きちゃうのはマーメイドSが夏の牝馬限定のハンデ戦且つ阪神という条件が原因にある。

ます、夏というか梅雨くらいになると有力馬は大体夏休みに入ってしまう。もちろん一部は宝塚記念にでたり、クイーンSとか札幌記念目指したりするんだろうけど、このレースにそこまでの好メンバーが集まることはないよね。まあだから上位馬の実力に疑問があることが多い。

あと牝馬限定のハンデ戦っていうのは大きい要素。そもそも牝馬限定戦のオープン以上のレースってかなり少頭数になりやすい。別定戦だけど新潟牝馬ステークスなんて7頭立てとかだったし、目指すレースがたくさんあってそのハンデ戦を目標にする馬の母数が少ないんだろうか。そうなると、こういう牝馬限定のハンデ重賞には3勝クラスの馬とかが格上挑戦でわりとでてきちゃう。これがふつうのハンデ戦とは違うところ。そういう馬がでると、ハンデって軽い馬から決めるから重賞を好走している馬のハンデが重たくなってしまう。牝馬だと牡馬よりも-2kg換算でいいから、55kgからは実質57kgだし少し重たいなと思う。特に牝馬のほうが筋肉量が少ないことが多いしね。
実際にこのレースは軽ハンデ且つ3勝クラス馬の戦績がいい。19年サラス、20年サマーセント、21年シャムロックヒルと全馬格上挑戦だ。

そこに京都の改修工事の影響も重なってくる。改修工事の影響でマーメイドS阪神開催開幕週に行われるようになった。開幕週となると当然先行内有利になる。去年シャムロックヒルが粘っちゃうくらいなんだからね。
となると今回狙うのも先行馬と内枠、あとは軽ハンデ馬。
もちろん実力のある馬はやっぱり侮れないからヒモには押さえたい。2年前のセンテュリオ、去年ならシャドウディーヴァ、アンドラステ。牝馬限定戦なら抜けている馬なら来ている。

以下印。

◎10アイコンテーラー:前に行きそうな馬があまりにも少なくて10番だけど。ハンデはぼちぼちで実力は十分。問題は鞍上かなあ。勇気をもって強気なポジション取りを頼むよ。
○7ウインマイティー:ハンデは重いけど実力は抜けてると思うし唯一信頼できる先行馬。調教も走ってるしここは信じたい。和田さんならごりごり押して前に出してくれる安心感がすごいね。
▲5トウシンモンブラン:力が足りるかは未知数だけどハンデと枠が魅力的。紫苑ステークスは悪くない内容だったし、そこまで弱くはなさそうだしここは賭けてみてもいいかもね。問題は鞍上。高倉が勝負になる位置で競馬してくれるのかなあ。個人的に信頼はない。
☆1スルーセブンシーズ:力はあるし枠もめちゃめちゃ良いと思うけど、秋山さんなんだよなあ。ぽっかり空いたらするする抜けてきそうだけど、後方の内でためて大外ぶん回ししそう。開幕週でそれは厳しいからなあ。不安。
△3ソフトフルート:鞍上は頼もしいけど、馬がどうしても後ろからになる馬。力も実績もある分、ハンデが重いのも難点。川田ならうまく立ち回ってくれそうだし、なんならスタート出してもおかしくはない。
△4ステイブルアスク:実力は足りるんじゃないかな。この馬も鞍上がね。弱気なんだもん康太。最後方にいそう。
△6ヴェルトハイム:実力は足りそう。ただ脚質は後ろからだし、ひさびさの多頭数がどうか。
△9ルビーカサブランカ:着順よりもいい馬だと思うよ。昨年末くらいから本格化してグッと成長したなあと思う。出遅れなければ勝てる力はある。武さんから岩田息子。結局スタートにそこまでいいイメージはないなあ。
△11クラヴェル:ちょっと外過ぎるけど、最近出遅れ癖のあるルビーカサブランカよりはありそう。着には来そう。
△12マリアエレーナ:ハンデ重いねえ。ちょっと外目だし。まあでもこれくらいの距離で先行できればおもしろいんじゃないかなあ。
△13ハギノリュクス:ワンチャン……?逃げて残ったりしないかなあ。
△15ホウオウエミーズ:外過ぎ。でも先行できるならありかなあ。

ぶっちゃけほぼ横一線。弱気な騎手が魅力的な馬に乗ってるから……。だからもう脚質と枠だけなら5,7,10が良いかなって印象だけ。なにかを軸に絞れるならいいけど、難しいしワイドとか馬連馬単がいいかも。

安田記念

安田記念って一番人気が勝ったのはもうモーリスまで遡るらしい。モーリスはダービー卿チャレンジトロフィーがめちゃめちゃ強くて、この馬はとんでもないなって思ったのをいまでも覚えてる。
そんなことはどうでもよくて、何度も書いてるけどこの東京1600mって癖がないコースなんだけどすごい特徴的な条件なんだよね。一番人気が負けてるのもわからなくもない。だから今回もちょっと荒れないかなって少し期待している。上位が相当強いとは思うけどね。

まず東京1600mって条件の振り返りをしよう。
向こう正面の奥からスタートし、3コーナー手前で一旦坂を上るもののそこから3コーナー途中まで下り坂で。
且つコーナーもそこまできつくなく、コーナーはざっくり1個しかないワンターンのコースなので、スピードを落とすところがない点、器用さが求められない点、が特徴。
コーナーまでの距離が600m近くありとても長いので、基本的に枠の有利不利は少なく、最後の直線は長いので、瞬発力勝負と長い脚が使えるスタミナも求められる。

実際に安田記念の過去のラップを見てみよう。
21年
200m 12.3 (12.3)
400m 11.0 (23.3)
600m 11.6 (34.9)
800m 11.5 (46.4)
1000m 11.4 (57.8)
1200m 11.2 (1.09.0)
1400m 11.0 (1.20.0)
1600m 11.7 (1.31.7)

20年
200m 12.1 (12.1)
400m 10.9 (23.0)
600m 11.2 (34.2)
800m 11.5 (45.7)
1000m 11.6 (57.3)
1200m 11.4 (1.08.7)
1400m 11.0 (1.19.7)
1600m 11.9 (1.31.6)

東京新聞杯の時も似たようなラップだったけど本当にすごいよね。ずっと11秒台。スピードもスタミナも求められるとどうなるか。クロフネストームキャットといったアメリカ血統に合った条件だからアメリカ血統が上位に来る傾向にある。
過去を見ると、ダノンキングリー・グランアレグリア・アエロリット・モズアスコット・スワーヴリチャード・サトノアラジンレッドファルクスなんかが当てはまる。
当てはまらなかったタイプで上位にきているのは、弥生賞2着のシュネルマイスター、オークス勝ちのアーモンドアイ、父ステイゴールドのインディチャンプ、皐月賞勝ちのロゴタイプ
要はアメリカ血統かもしくは中距離実績のあるタイプを狙っていきたい。怖いのはスローペースになった時。そうなると瞬発力勝負且つ前残りになる。まあこのパターンは考えなくてもいいと思う。

◎7ファインルージュ:父キズナストームキャット持ち。楽勝した紫苑Sは11秒台を連続してて結構きついラップだったと思うし、この条件は向いていると思う。前走は躓いてたし、前がかなり楽なラップだった。レシステンシアが粘れるくらいだしね。例年通りのラップになるならファインルージュ向きになるはず。実力は十分だと思うよ。不安要素としては、間隔が短い木村厩舎ってこと。あんまり成績が良くないんだよね。しかもめちゃめちゃコメント弱気だし。ちょっと不安だね。

○13ソングライン:こっちも父キズナ。個人的にはソングラインの方がファインルージュより強いと思ってる。育った半面、ちょっと筋肉つきすぎて短距離志向が強くなっていそうなのが気になる。状態としてはソングラインの方が良さそう。加えて前回池添がしくったから今回は攻めた騎乗をしてくれそうなのも楽しみな点だよね。なんだかソングラインを本命視してるみたいだね。それくらい強いと思ってるし、それくらいファインルージュ武豊に魅力を感じている。

▲8イルーシヴパンサー:母系にストームキャットがいる。前走は強かったね。前走のラップは安田記念みたいなラップだったし間違いなく条件は向いている。もう1秒タイムを縮めないといけないけどこの馬ならできると思う。ただ前走はめちゃめちゃ仕上がっていたのに対し、今回の仕上がりはそこそこ。逆に東京新聞杯のときのファインルージュの仕上がりは微妙だった。

☆14ソウルラッシュ:これも母系にストームキャット。前走は出遅れて最後もの凄い末脚を見せた。あれが強かったかどうかはわからないし、持ち時計が全く足りない。ただまあここに出てくるってことはタイムを縮められる馬だと判断してのことだと思うんだけど。正直確証がないので評価としてはここまでかなあ。

△3ロータスランド:時計的にちょっと足りない気はする。ただスタミナ面は問題ないと思うしうまく立ち回れたならおもしろいかもね。ただデムーロ。出遅れそうだよね。

△4ダノンザキッド:前走は明らかに不向きな条件。弥生賞で3着にきているしスタミナ面は問題ない。ただ時計は足りないかも。東京のワンターンは明らかに向いているから一応抑えかな。

△6カラテ:条件は向いてると思うよ。あとは爪の状態次第。

△9シュネルマイスター:実力はあるんだけど、調整不足感が否めない。明らかに太い。パドック見てみたらよくなってる可能性はあるけど、配当的な妙味があるし評価を落とす。

△15セリフォス:前走でモタれちゃうっていうのが露呈したよね。相手までだろうなあ。

△17サリオス:前走はまあ無理だったね。さすがに1200mの流れに対応できなかったんだろう。馬は本当にいい馬だと思うよ。で、今回はと言うと明らかに細い。外厩でやり過ぎたのかなあ。細すぎたから全然調教はびっしり追い切れていない。抑え。

△18ナランフレグ:父がゴールドアリュールで母系はブライアンズタイム。スタミナ面は血統的に問題ない。まあでもなんで休まないんだろうなあ。春は全休だと思ったんだけどね。まあタイムが足りないとは思う。一応抑えておくかな。

切った馬についても少し触れる。
1カフェファラオ:揉まれるとダメだから終わり。
2ヴァンドギャルド:調教は良い。力はあるよ。でも東京は合わないかな。
5ホウオウアマゾン:個人的にはちょっとスタミナが足りない。力は足りるからペースが遅くなったらあるかも。
10エアロロノア:たぶん足りない。でも最後方から大外を回して追い込んできそう。ワンチャンあるかな。
11カテドラル:ちょっと足りない。
12ダイアトニック:ストームキャット持ち。ここまで人気ないのは意外かも。悪くないと思うよ。抑えに入れてもいいかな。
16レシステンシア:ペースが遅くなったら前走みたいに粘れるかもね。ホウオウアマゾンといっしょ。

買い目としては、
三連複:7,13 - 7,8,13,14 - 3,4,6,7,8,,12,13,14,15,17,18

シュネルマイスターが飛んで人気ない馬がきたらおいしいね。調子悪くても来るくらいにシュネルマイスターが強かったらしょうがない。
総括すると、どの馬も不安要素を抱えているからどの馬と心中するかだと思う。実力がある馬ばかりだしその不安要素が拭えていた馬が勝つんじゃないかなあ。今回も荒れるのかなあ。

日本ダービー

オークスは結果だけ見ると桜花賞上位組が強かったという結果だった。そう考えると、運が悪かったサークルオブライフはまともだったら勝ってたんだろうなあと思っちゃうね。でもこればかりは運。誰も悪くない。運がいい馬が勝つのがG1だ。

運と言えば、旧くから最も運のある馬が勝つと言われているのは日本ダービー。つい30年前まではフルゲートが18頭以上で24頭立てとかがざらだったからそりゃどの枠を引くかって運は大事だよね。もちろん今でも運は必要なんだけど、その要素はレースが終わってみないとわからないから予想の仕様がない。でもダービーには予想に影響する特徴がいくつかあるから以下書いていく。

まず、ダービーの特徴として、そこまでペースが早くならないから前につけた馬が残りやすいという特徴がある。ダービーともなるとみんな勝ちに行きたいからペースを落とすんだろうね。唯一の例外、19年ロジャーバローズの時はリオンリオン横山武史が異様なペースで逃げてそれを追っかけたロジャーバローズが粘り込んだ。あの時、横山武史はいいジョッキーになるなあと思った。実際いいジョッキーになったね。今回は期待している。

それはさておき。今年のダービーは例年通りの早くならないダービーになるだろうと思っている。逃げる想定のデシエルト、ビーアストニッシド、ピースオブエイトは距離がギリギリだからそこまで飛ばすとは思えない。皐月賞で逃げたアスクビクターモアは距離は問題ないと思うが、皐月賞で1000mらへんでペースをガクッと落としても負けてしまったのにハイペースにするとは思えない。

スローペースになるとどうなるか。穴馬で好走しているパターンを見るとわかりやすいんだけど、1コーナーから先頭集団に取り付けている馬が好走しているんだよね。まあ単純な話で遅いからこそ先に前につけている馬の方が有利。

このスローペースになりやすい特徴を後押しするのがダービーの週からCコースに変わるという点。コースは内がどんどん悪くなるから外に柵をずらしていく。Cコース変わりのダービーは内前が有利になりやすいということ。そこにスローペースが重なるとより前が残りやすくなるってわけだ。

だけど去年は?という疑問が残るよね。去年もCコース変わりでスローペースだったんだけど通年とは大きく傾向が異なった。Cコースだったけど雨によって内が重たくなり直線では軽い外目を回す方が良かったのと、残り1000mくらいから急激にペースが早くなったことが起因している。そりゃ少し重たくなって且つロングスパート勝負になったら内で我慢していた馬が抜け出すよね。

今年はどうなるかって言うとそこまでは正直わからないのでロングスパートになるパターンとスローで前残りになるパターンを抑えればいいのかなと思う。そうなると、内前の位置を確保しやすい馬は抑えたくなるよね。
ただ最内の利がそこまである馬場になってるかは疑問。ちょい外くらいの方がいいかも。


あと考えるべきは皐月賞組と前哨戦組の能力について。別路線組の方が能力が高くて皐月賞組は飛ぶなんてことがたまにあるんだけど、今回はどうだろうか。
軽く触れると、今年の皐月賞のラップって前半少し飛ばして中盤で緩めて最後に上がり勝負をしている。この中盤緩めがどれくらい影響しているかってのがポイント。
個人的には、この緩めがあったとて最後2Fを11秒台前半で締めている上位の力は相当のものだと思う。中山の急坂を登りきって止まらないってのはそれだけすごいことだと思う。
だからこそ、ジオグリフ、イクイノックスは今回も評価しているし、悪い内を走って4着にきたダノンベルーガも相当のものだと思う。ドウデュースもあんなに切れるんならダービーでも買える。

一方の前哨戦組のタイムは平凡。京都新聞杯のタイムは良いんだけど、あれは潰しあいになったからタフな馬で決まったってだけで、タフな馬がくるレースではないから評価は落とすべき。青葉賞もタフな展開ならあの2頭は抑えても良いかもしれないけど、タフな展開になるかなあ。

前提条件はこんなもんで、以下印をつける。

◎13ドウデュース:たぶんダノンベルーガの方が強いと思うけど好み。体系的にはマイルくらいが良い馬なんだけど2000mは持たせた。皐月賞では右手前で走っていた。そしてダービー。相変わらず距離不安が残るから後ろからなのかなあと思うけど、あの脚が今回も使えるなら期待は大きい。

○12ダノンベルーガ:前走は枠順のせいで馬場状態の悪い内を常に走っていた。且つ右トモが弱いから右回りはだめなんだよね。それであの着順は立派。もっとぼろぽろかと思ってたよね。そしてダービー。条件が向くだけではなく何より調教が素晴らしすぎる。これは本命にしたくなるよ。なにも起こらなければ勝つと思う。

▲18イクイノックス:18番枠は運がなかったなあ。あとは調子次第。この馬、間隔あけないと背中や腰が甘くなってしまう。だから前走は東スポ杯以来だったわけで。あとは血統。この馬、まだまだ強くなる。完成度で言えばまだまだ。ドウデュースなんかと比べると完成度がかなりちがうんだよね。秋以降かなあ。

☆9ジャスティンパレス:前走は出遅れたのによくやったよ。個人的には切れる脚も使えるんじゃないかなあと思ってる。馬体だけみたときの話。あとは枠もこれくらいがいい気がする。スタート出て内目を確保できるなら、4コーナー回った瞬間は抜け出せるかも。

△1アスクワイルドモア:前走のタイムは良い。元々そういうタフなレースが得意とされていたし、今回も似たような展開になればおもしろいけど、それは誰かが捲ったときか大逃げをしたときの話。どっちもあり得るのかなあ。ワンチャン池添か松山かレーンがやるくらい。力的にも抑えまで。

△3アスクビクターモア:弥生賞の時から思ってたけど別に強くはない。前走の皐月賞は内を少し空けたところを走っていたし道中12.8まで落としたのに完敗。あれは力負け。走り方的には東京替わりは悪くないと思う。ロジャーバローズみたいな早め抜け出しができればおもしろいとは思う。

△5ピースオブエイト:マイラーだと思う。切りたい。

△6プラダリア:足りないと思う。インベタでワンチャン。

△7オニャンコポン:中山向きだよ。がんばれ明良くん。

△10マテンロウオリオン:ワンチャンあると思う。前が止まる展開になるならこの馬。ベストはマイルだけど、調子が良さそうだから出てきたんだろうね。ちょっと楽しみ。

△11ジャスティンロック:スタートがね。慣れてる松山に替わるのは大きい。ただ上がり勝負でどうにかなる馬でもない。ダービーで捲るかなあ。松山ならできるかもなあ。タフな展開を

△14デシエルト:距離が不安だけどマイペースで逃げられれば強い。スタートと捲りがあるかどうか次第。能力はあると思う。ワンチャン。

△15ジオグリフ:皐月賞は福永が完璧に乗った。今回はどうなんだろうね。能力は相当のものだけどスタートが出るかどうか。奇数だけにそこが不安。もちろん、そこを気にしなければ二冠馬になると予想しても何らおかしくない。

△17ロードレゼル:前走はがんばってた。抑え。

結果的に内前で運べる馬で強い馬はいないよねっていう印。まあ力だけならデシエルトくらいかなあ。内の方にいる先行馬の多くはマイラーという印象で、距離が持ちそうなアスクビクターモアとプラダリアは足りない。補うには展開の助けが必要。誰かが壊すのを信じてみてもいいけど、それは抑えまでってのが個人的な意見。

あとキラーアビリティ。結局前走は体調が整わず、今回は前走より良いらしいがホープフルほどではないらしい。そんな状態ではなあ…。

買い目としては、
馬単:12,13 - 9,10,12,13,15
3連複:13 - 9,12,15 - 1,3,5,7,9,10,11,12,13,15,17,18
3連単:12,13 - 9,10,12,13 - 1,7,9,10,12,13,15,18

難しい。抑えるか切りたいか悩ましい馬が多い。ピースオブエイト、プラダリア、オニャンコポン、ジャスティンロック、デシエルトあたり。そこらへんの取捨を最後まで悩みそう。

オークス

去年のオークス。ユーバーレーベンが勝つのは目に見えていてタガノパッションも抑えていたから、ゴール目前3着に猛然とハギノピリナが追い込んできたときに絶望したのをいまでも覚えている。

オークスって結構手堅いレースではあるんだけど、近年はそこそこに荒れている。特に桜花賞組の取捨が難しいよね。要は桜花賞がスピード寄りのレースになればなるほどオークスに向いていない馬が上位に来るから、オークスではそれまでに実績のない馬が上位にきて、結果オークスが荒れるってこと。これに当てはまる一番の最たる例が去年で、1:31:1という破格の勝ち時計だった桜花賞は、現役マイルでもトップレベルのソダシとファインルージュが上位で、この2頭はオークスで着外に沈んだ。

今年は1:32:9とそこそこの早さで、上位をみるとマイラーが並んでいて且つ内が圧倒有利だったことを踏まえるととてもオークス向きとは思えないし、去年同様の考え方でいいかなと思う。

去年はと言うと、1着ユーバーレーベン2着アカイトリノムスメ3着ハギノピリナ。桜花賞組ではあるものの、ちょっと重たい馬がきた。当然、当日の馬場は関係してくると思う。今年も雨が降ってきて重たい馬場になってくることを考えるとやっぱり去年と似たような質のレースになりそう。そうなると、狙いたいのは2000m以上がベストな馬。

以下、印。

◎6サークルオブライフ:桜花賞で一番強い競馬をしたのはこの馬。阪神JFでもこの馬はもう少し長いところ向きだなと思って、オークスまでパスという判断をしただけに個人的にはここが狙い目。かなり筋肉質なだけにちょっとタフになりすぎると苦しいかもしれない。なんでこの馬が飛んだときのパターンも必要かな。

○4ルージュエヴァイユ:デイジー賞の時から東京向きだよなあと思っていた馬。前走はかなり前が楽な展開をよく追い込んできたし、個人的にフローラS組で一番評価しているのはこの馬。血統的に一番重たいし人気もそんなにないしここは評価したい。

▲12ライラック:前走は出遅れてレースに参加していなかった。中距離向きの馬だし元々遠征に不安を抱えていたから前走はそもそも勝負にならなかったかも。能力では全く劣っていないしここが勝負。いまの東京の馬場って外が有利だし直線で外に持ち出しやすい良い枠を引いたなという印象。がんばれ和生。

☆3アートハウス:川田がスターズオンアースよりこっちを選んだってのを評価したい。忘れな草賞のラップ、最後の1Fを早い時計で締めてるのはいいなあとは思う。ただ全体を通して遅いラップってことと、エリカ賞では早いラップに対応できなかったことが気になる。要するに遅いラップ専用機じゃないかって心配。普段ならその要素を重く見て切るけど、川田が選んだ馬だし信じてみる。

△2スタニングローズ:強くはない。相手ならある。

△5サウンドビバーチェ:あると思ってる。ハイペースのきついレースを経験してきているし、距離も持つんじゃないかなあ。うまく立ち回れれば。

△8ナミュール:能力は高い。ただ鞍上との相性がよくなさそうなんだよね。タイプ的にはマイラーだけど筋肉量がそんなにないからギリギリ2400mくらいならもちそう。狙ってみてもいいかもね。

△9エリカヴィータ:元々めちゃめちゃ期待されてた馬だからフェアリーSで大敗したときは驚いたよね。ただ前走は前有利だし、有利な内側を伸びてきただけで別に強い競馬をしたわけではない。まあ抑えかな。

△11ベルクレスタ:弱くはないけど重たい印を打つほどの要素はないかなあ。

△15ピンハイ:馬格的に2400mはいける。ただ外過ぎる。この馬より外はみんな外過ぎる。

△16プレサージュリフト:内ならもっと重たい印を打ったよ。

△17ニシノラブウインク:内なら。

△18スターズオンアース:内なら。

外の馬を買うならワンチャンウォーターナビレラ買うのもありかなあ。さすがに厳しいかなあ。点数少なくしたいなら外をばっさり切るのもありなんだよね。

今のところ買い目は、
馬単:6 - 3,4,5,8,12
3連複:6 - 3,4,12 - 2,3,4,5,8,9,12,15,16,17,18
ワイド:5,4,12 - 2,3,4,5,8,9,11,12,15,18

サークルオブライフと心中するスタイル……。やや不安だからもう少し考えないとね。

ヴィクトリアマイル

京王杯スプリングカップは当初雨の影響が残るだろうと思ってオルフェーヴル産駒2頭を軸にしようとしていた。ところが土曜のレースが始まると雨の影響はあまりなく意外と時計の早い馬場になっているから、スカイグルーヴに慌てて切り替えた。

この時計が早いか遅いかって結構重要な要素で、東京1600mってタイムによって大きく求められる要素が変わる。過去の上位入選馬と時計を見るとよくわかるから見てみる。今回特に注目するのは1分32秒以上かかっている場合だ。

18年 1:32.3 稍重
1着 ジュールボレール ディープ×エリシオ
2着 リスグラシュー ハーツ 有馬記念勝ち馬
3着 レッドアヴァンセ ディープ×ダンシングブレーヴ

17年 1:33.9 稍重
1着 アドマイヤリード ステイゴールド
2着 デンコウアンジュ メイショウサムソン×マリエンバード 愛知杯・福島牝馬勝ち馬
3着 ジュールボレール

ここからわかるのは時計がかかると、有馬記念を勝つ馬とか愛知杯を勝つような馬が好走するようなレースになるってこと。ペース自体は遅いんだけど、この2年って稍重だから想像しているよりスタミナを使ってるってことだと思う。今回がそれに当てはまるかどうかはわからない。ギリギリまで芝の状態を見てみないと。ただ上述の通り土曜を見る感じは大分時計が早くなってきたんだよね。だからどっちのパターンも想定して予想しておくけど、若干時計が早いレースに偏ってるかなって感じ。
→ 土曜を見る感じ、まだ1分30秒台になるとは思えないかは1分32秒ちょいかかる想定で印を打つ。

◎11ファインルージュ:桜花賞のような高速馬場にも対応しているがちょっと時計のかかる馬場もいける馬。いまの馬場は内が良くなさそうだし良いところを常に走れそうなのも良い。頭までいけるかって言うと、時計が早くなるとソングラインの方が強いし遅くなるとレイパパレがいるから微妙なとこではあるけどね。

○13レイパパレ:時計がかかるならこっち。気性的に2000mもギリギリで、1600mだと馬格的に時計が早くなる場合は厳しいっていう向いている条件が極端な馬。大阪杯はいろいろ向いたよね。だから今回時計がかかるようであればベスト。これから時計が早くなるなら評価を落とすかなあ。

▲8クリノプレミアム:最近の充実度が高い。この馬も時計が早くなると厳しいとは思うけど、かかるようならワンチャンありそう。体調をキープしているようだし抑えておきたい。

☆15アンドヴァラナウト:ぶっちゃけそんなに強いとは思わないけど内より外ってイメージなのと時計がかかるようならこの評価。

△2ソングライン:1400mまでなら国内でも一番強いんじゃないかな。今回は時計がかかるようなら最後ガス欠するだろうしそうじゃなければぶっちぎって勝ちかねない。成長して1600mがギリギリだろうから評価の難しい馬。

△3メイショウミモザ:血統的には中距離以上がベストなんだけど気性的な問題で短距離路線に。前走こなせていたし1600mでも問題ないんじゃないかな。時計がかかるようならワンチャン。少し内すぎるんだよなあ。

△4マジックキャッスル:調整が難しい馬でこの一年は仕上がることなくここまできていた。最近はようやくやれてきているみたいで復調気味。もう少し外なら重たい印を打ちたかったな。

△5ソダシ:3歳時から筋肉質だったのか成長してさらに筋肉質に。時計が早くなるなら、ソングラインとソダシは鉄板だったと思うけど微妙なラインだよね。あとは内が良くないってのもマイナス要因。もうちょい外なら重たい印でも良かったけど。

△12ミスニューヨーク:時計がかかるようならおもしろいかなあの1頭。

△16デゼル:3歳時はG1でも人気になるような馬になるなと思ったのになあ。本質的にマイルがベストとは思わないけど能力を買って抑え。

△18テルツェット:舞台適性はありそうなんだけどパッとしない。力は足りなさそう。

馬単:2,11,13 - 2,4,8,11,13,15
3連複:11 - 2,4,8,13 - 2,3,4,5,8,11,12,13,15,16,18

力が抜けてるのはソングラインとファインルージュ、レイパパレ、ソダシだから素直にそこを信用してもいいけど………。

最後の懸念として。時計が早い、時計がかかる、以外のパターンでもうひとつ想定しておいておかなければいけないのが、レシステンシアが異様なハイペースを刻んだパターン。武史もさすがにそんなことはしないと思うけど一応。そうなると、ミナレットケイアイエレガントの時のような後ろも潰れる逃げになりかねない。怖いなあ。

NHKマイルカップ

このレースは荒れやすいG1として有名。今までも荒れやすい重賞っていくつかあったと思うけどそこにはそれなりの理由があった。
このレースにおけるそれなりの理由ってのはペースの問題。基本的に2歳戦や3歳戦って少頭数のスローペースで上がり勝負になることが多いんだけど、このレースに限っては基本的には前半のペースが早くなることが多い。そりゃそうなると今まで勝ってきた馬はスローのヨーイドンで勝ってきたんだから走らなくてもおかしくはない。

そういう展開って要は若干タフな展開だから、どういう馬が来るかって言うと、ハイペースを経験してきている馬はもちろん、あとは距離の少し長いところを経験している馬なんかは有利だろう。
あとはトライアル組はどう評価するかってなると、求められる要素が異なるアーリントンカップニュージーランドトロフィーはちょっと割引かなあという感じ。それなら皐月賞桜花賞ファルコンSの方が要素としては近い。

あと予想に加わる要素として馬場がある。開幕して間もない東京競馬場はやっぱり内有利。もちろん外もいいんだけど、内がいいと前が相当早いか外が相当強くないと厳しいと思う。ここは忘れちゃいけないポイント。

以下、印。

◎11インダストリア:レーンって別にうまかないんだよね。昨日のブラックブロッサム見ればわかるけど、あんまり考えてない追えるだけのタイプ。だからインダストリアの評価も落としたいけど、前々走でNHKマイルカップはこの馬って決めたので………。早いペースを経験してないので若干不安は残るが馬の能力は抜けているはず……………あんまりこの馬頭で買いたくないなあ。

○4セリフォス:スタート出れて折り合いさえすれば勝つんじゃないかなあと思う。朝日杯は外有利の中内枠でよく2着にきた。能力は相当だしG1のペースも経験している。がんばれいっくん。

▲7タイセイディバイン:前走は抜け出して遊び気味、前々走は前が壁。何かしらのアクシデントがあるなかでしっかりきているし能力は高そう。これだけの人気なら重たい印を打ちたくなる。

☆1マテンロウオリオン:一瞬しか切れる脚が使えないからすごい難しいタイプ。前走はジャングロよりも強い競馬をしていたし、ノリさん次第では頭まである。

△2ソネットフレーズ:能力は高い。経験が足りないから重たい印は打てない。

△3ソリタリオ:能力は高くない。鞍上がインにこだわるタイプだしおもしろいかな。

△5キングエルメス:能力は高い。勝ってもおかしくはない。

△8アルーリングウェイ:前走は不利があったしもっとやれていた。あとは牝馬が牡馬と比べてどれくらい強いか次第。それ次第では上位もある。

△15オタルエバー:前走は悪くなかった。マイルは長いと思うんだけどここまでおさえないといけないかなあ。

△16プルパレイ:外すぎるなあ。そこまで強いとは思わないしここまでの評価。

△17ステルナティーア:敗因ははっきりしてるけど………。

△18ダノンスコーピオン:外すぎる。ただ能力は抜けてるから勝ってもおかしくはない。川田や陣営の運がなかった。


問題はジャングロに前走と同じ競馬をさせるかどうか。また途中ゆっくりさせたらジャングロが粘って勝ってしまってもおかしくないし、なんなら前残りでインイン決着なんかもあり得る。どういう展開になると考えるか次第で大きく予想が変わりそう。

買い目としては、
3連複:4,7 - 1,4,7,11 - 1,2,3,4,5,7,8,11,18
ワイド:3,5,8 - 1,2,3,4,5,7,8

外の取捨を最後まで悩む。外も厚く塗りそう。