阪神開催のエリザベス女王杯も今年で最後。阪神開催のおかげでアカイイトはG1馬になれている。
なにかって、去年、一昨年と明らかに京都開催の時とはペースが異なっていて、よりスタミナが求められている。
・19年 京都
12.7-11.6-13.3-12.7-12.5-12.8-12.3-11.6-11.5-11.4-11.7
・20年 阪神
12.6-11.1-11.2-12.3-12.1-12.0-12.2-12.0-11.9-11.1-11.8
1着ラッキーライラック
2着サラキア
3着ラヴズオンリーユー
・21年 阪神
12.2-10.7-11.2-12.5-12.4-12.3-12.1-12.2-12.2-11.8-12.5
特徴的なのは、最初の3ハロンまで早いことと、それ以降ゴールまでペースがあまり落ちていないこと。京都は3-6ハロンでガッツリペースが落ちてるから直線で末脚勝負になるしマイラーでも勝負になることもある。ところが、阪神はそうもいかない。2年前は顕著だよね。ラッキーライラックとラヴズオンリーユーはオークス、サラキアは有馬記念とそれぞれ好走している。要はスタミナのある馬が好走しているってわけだ。昨年はスタミナに加えて、雨が降ったことによってパワーも必要になって、且つ展開がはまってアカイイトが来る展開になった。で、今年も雨。どこまで雨の影響が出るかによるけど、去年に近い形になるのかなあ。
去年と違うかもしれない点はペース。そこまで早くならない可能性があるんだよね。逃げを主張するのはローザノワールだけ。そのローザノワールは府中牝馬Sではスタートの出が悪くて、逃げるのに時間がかかって結果的にペースをかなりあげて逃げることになってしまった。同じ展開になるならハイペース。ハイペースで前が苦しくなったら去年と近い。逆にすんなりいけるならスローペースになるかもしれない。そうなると前々でそのまま決まるパターンもあるね。どっちのパターンも考慮しながら買えたらいいのかなあ。難しい。
以下印。
◎17ウインマイティー:前走は馬群で我慢させて苦手な末脚勝負で3着まで来た。スタミナ勝負はもってこいだし、あとは重馬場がどうかとスタートを決められて位置取りをとれるかどうか。3歳から調子を崩してようやくあがってきただけにここは楽しみ。
○4デアリングタクト:スタミナは十分。前走は内有利のなか外回されたしノーカン。と言いたいところだけど、そこまでやっぱり調子があがってきてないのも事実。もうここまでなのかもしれないなあ。がんばってほしいけどね。
▲12ルビーカサブランカ:第2のアカイイト。愛知杯以降、枠と展開に恵まれていないんだよね。血統的にスタミナは十分。あとは展開次第。
☆14アカイイト:ルビーカサブランカと同じかな。ルビーカサブランカより鞍上が幸だから特になにも考えずさらに大外をぶん回ししそう。スローになったら終わり。
△1 10 スタニングローズ:個人的にはやや距離が長そう。まあだから展開次第なのかな。ただ如何せん他の馬もそこまでって感じだし力だけでどうにかするかも。
△2 13 ウインマリリン:条件は完璧。肘の具合も悪くない。ようやく初G1かと思ったら雨。この馬たぶん雨はだめなんだよね。それでも信じてみたいからおさえる。
△3 8 アンドヴァラナウト:なんか出るレースがちぐはぐな馬。条件的にはエリザベス女王杯向きだと思うよ。ただ今回は調子があんまりあがってきてない印象。おさえるけど。
△4 6 ホウオウエミーズ:みんな不安要素があるならこの馬まで可能性がある。
△5 15 ライラック:デムーロ。それに尽きるよ。誰か他の騎手だったらなあ。
あとは、7イズジョーノキセキ,9ウインキートス,11ナミュール あたりをどうするかかな。ナミュールは強いんだけどどう見てもマイラー。スローペースならワンチャンあるかな。