今年の主役はなんと言ってもスターズオンアースの三冠だろうね。なんでかわからないけど、牝馬の三冠って牡馬ほど騒がれないよね。
まあ近年だとスティルインラブ、アパパネ、アーモンドアイ、デアリングタクトとか結構いるし、何より牝馬三冠は1600m → 2400m → 2000mと１番距離の長い条件が２つ目のオークスだし秋華賞が特別きつい条件じゃないから騒がれないのかもしれない。
現に秋華賞の好走馬ってオークスの好走馬が多いからね。１番きつい通過点を越えてるのは少し面白味に欠けるかも。
というわけで、何が言いたいかって話だが、要はオークス好走馬が秋華賞も好走しているって点に今回は注目したい。特に路盤改修の影響で阪神2000mって条件でやってるんだけど、阪神2000mは内回りでラップも結構きつくなりがちだし、直線の坂を２回登ることになるから、東京2400mを走れるスタミナって要素は結構大きなポイントなんだと思う。
21年
1着アカイトリノムスメ オークス勝ち馬
2着ファインルージュ 紫苑S勝ち馬
3着アンドヴァラナウト ローズS勝ち馬
200m 12.8（12.8）
400m 11.6（24.4）
600m 12.2（36.6）
800m 12.3（48.9）
1000m 12.3（1.01.2）
1200m 12.0（1.13.2）
1400m 11.5（1.24.7）
1600m 11.3（1.35.0）
1800m 12.3（1.48.3）
2000m 12.9（2.01.2）
まあせめて2000m以上の好走歴はほしいってことにはなるのかな。ただちょっと気になるのは、去年は時計が割りとかかっているのに対して今年は大分時計が早そうなんだよね。時計が早いとなると求められるのはスピードになるから、今年はスタミナに加えて早い時計で走れるかって要素も必要になるんじゃないかな。だからと言ってウォーターナビレラが来るレースになるとは思えないけどね。
というわけで、そんなことを気にしながら以下印。
◎9スターズオンアース：まあ二冠馬だしそれなりの評価をしないといけないよね。1600mで勝ってはいるけど、2000-2400mの方がベストの馬。ただ骨折明けだから調子が100％かって言うと微妙。でも枠はいいんだよなあ。人気馬の外でアートハウスの内。たぶん川田は3,4番手につけるからその後ろらへんにスターズオンアースはつけると思う。ポジションは絶好だから、あとは調子との兼ね合い。
○7スタニングローズ：オークス２着馬だからね。紫苑Sは仕上がってないのに完勝。秋華賞は100％だから楽しみではある。ただ外からアートハウスに被されるポジションだからなあ。うまく琉星が立ち回れるかが鍵。同期の極がG1勝ったしがんばってもらいたいもんだね。
▲10アートハウス：川田さんが選んだ馬だから期待しちゃうよね。オークスは状態がよくなかったから度外視。前走は7,8割の出来だったし、能力は間違いなさそう。ただエリカ賞の負けだけが気になるんだよね。この馬の生涯で唯一ハイペースになったレースだからハイペースがダメって可能性がある。そこだけはわからんからお祈りになる。
☆6メモリーレゾン：調子が良さそうな馬をチョイス。枠的にちょっとだけ後ろになっちゃいそうなんだよなあ。切れる脚はないし前がつぶれる展開になれば最高。ちょっと期待。
△1 8ナミュール：たぶん世代で１番強いのはこの馬。だと思ってる。桜花賞はチューリップ賞を使った影響で調子が崩れていて、オークスはまあ距離長いだろうによく３着まで来れたよね。枠も良いんだけど、問題は４コーナーからどう乗るかだよね。先行している馬の外を回すとなると、前が早くならないと届かない気はする。前が早くなるとナミュールはやや苦しいんじゃないかなあ。
△2 11エグランタイン：こっちも展開次第。エグランタインはナミュールよりさらに後ろだから、ペースが早くなった時に前がつぶれたらワンチャンって感じかな。おもしろいとは思う。
△3 13エリカヴィータ：良い位置をとれるか次第。福永祐一くんは良い位置取りを取るのだけはうまい。アートハウスの後ろがとれたらワンチャンある。
△4 2ライラック：内の馬場状態が良くなるようならワンチャン。能力はあるよ。
あとはまあウインエクレール、ストーリア、プレサージュリフトをどうするか。内の馬場が良くなるならウインとストーリアは押さえるかな。プレサージュリフトはもう後方待機になるだろうからなあ。さすがに阪神2000mでそれは考えにくいよね。相当早くなるなら…？
がんばれ琉星。
