田中だよ

フィリーズレビュー

フィリーズレビューって過去遡ると実はメイショウマンボとかラインクラフトとか、クラシックに繋がってたレースなんだよね。それが近年はどうだろうか。近年は短距離路線の馬が出るようになって、かなりペースの早いタフなレースになって、大体前半3Fが33秒台で後半3Fが35秒台みたいなレースになったんだよね。そうなると純粋なスプリンターだと持たなくて、どちらかと言うと距離短縮組だったり欧州血統持ちが好走するんだよね。

今年も例年と同じ。違うのは京都改修工事が終わって開催3週目、1回阪神6日目の開催に戻った。その影響からかまだ馬場の内側が大分使えそうだよね。どちらかと言うと内を重視したいかな。

 

ラソンビートが1番を引いた。阪神JFでは距離が長いのに3着。よくやったよ。ふつうにやればこのメンバーなら1番強いんだろうがね。1番だと直線でうまく捌く必要があるね。カルチャーデイ、シカゴスティングあたりで前が詰まる可能性を考えて馬券買わないとね。

ロゼフレアは父の父がガリレオ。こっちも詰まりそうな並び。2走前にハイペースは経験してるし今回走ってきても驚かない。どうしたら抜け出してくるかはわからんな。相手までかな。

バウンシーステップも並びはいい。ロベルトにステゴだから悪くない。前走の方が調子は良さそうなんだよなあ。あって相手。

カルチャーデイは良い枠を引いたね。前走みたいな外回りのマイルっていう条件で足りるほど力がないから前走は納得。あんまり強くないけど調教は走ってるんだよな。また激走するかもしれん。

シカゴスティングも良い枠。サドラーズウェルズ×ロベルトだし血統は文句無し。前走それなりに走ったように、こっちはそんなに弱くない。ただこっちは調教がいまいち。ここはパスもあり。

セシリエプラージュは母がフィリーズレビューで2着になっているように血統は向いてそう。馬体がちっちゃいのが気になるけど、人気ないし買いたいな。相手。

レディマリオンは1800mからの短縮。父がハービンジャーだし1800mでやれてもいいが、短縮でもやれそう。ムルザバエフだし気合で先行させてくれないかな。ワンチャンある。

ドナベティも短縮か。まあこちらも1600mは長いし短縮はプラス。前走1600mで抑えたのがどうかね。まあ相手。

マーシーランは新馬戦の数字が優秀。2,3着馬が1賞クラスをすんなり勝ててるんだよね。もっとやれていい馬。まあもちろん減量の影響が大きかった可能性もあるから過大に評価してはいけないが、この人気なら楽しみ。ワンチャン。

その外のジューンブレアは逆に新馬戦の数字が低調な馬。まあ前走は距離だとしてもこんなに人気になる馬じゃないんだけどなあ。全く走らなくてもおかしくないだけに相手まで。

ポエットリーも短縮。折り合いがよくないタイプだし1400mの方が良さそうなのはわかる。ちょっと外過ぎるし永島さんだから大外ぶん回ししそう。そうなるとちょっと足りないかなあ。あって相手。

オメガウインクは全然人気してないね。ステレンボッシュの3着で、その次はピー。ピー乗り代わりで春菜賞を勝利。ピーなんだよね。外過ぎるのが難点だけど、力はあるしこの人気なら買いたいよね。

◎11

○5

▲9

☆15

△1,2,7,10,13

中山牝馬S

先日藤井勘一郎騎手が引退した。2年前の落馬負傷による怪我が原因で車イスでの生活を余儀なくされ、懸命なリハビリも叶わず引退したんだ。競馬には怪我はつきものだから仕方ない。それだけ危険が伴う職だということを忘れずに観たいし観てほしいな。

勘一郎は好きな騎手だったんだよなあ。Twitterもやってるからみてもらうと、すごい熱意があるんだ。これからも競馬サークルに関わる意志があるようなので、何をやるにしても応援したい。

そんな勘一郎は吉田隼人とかと同級生なんだがオーストラリアでデビューし、JRAでのデビューは2020年。海外からの逆輸入騎手とか言われてたね。デビューの翌年、2021年のフラワーカップでアブレイズに乗って重賞初制覇。結局日本だと重賞制覇はこの1勝。勘一郎と言えばアブレイズだなあ。

アブレイズはフラワーカップの後成績が安定しなかったものの、中山牝馬Sを12人気で2着になったりと良い馬だったなあ。アブレイズとスライリーから買ってたから発狂したのはまた別の話。

前置きが長くなった。何が言いたいかって中山牝馬は特殊なレースで安定して好走するタイプじゃなかったアブレイズが好走しちゃうレースなんだよな。

 

中山牝馬が行われる中山1800mのスタート地点は直線半ば。スタートからゴール板まで坂があるのはみんな知ってると思うんだが、実はゴール坂から1コーナーまで3mくらいの坂が続いてるんだよね。そんな過酷なスタートだから中山牝馬の前半3Fは比較的遅いことが多い。

ただ前半に坂があってきついだけならましなんだが大事なのはここから。中山の特徴として、おむすび型のコースというのがある。ゆるい三角形みたいなコースなんだよね。だからコーナーがあまりきつくなくて減速することがあまりない。しかも坂を登ったってことは、直線の坂までは平坦か下り坂が続くってこと。そうなると残り1000mくらいからロングスパートになることがまあ多い。ロングスパートでやりあって最後にまたきつい坂がある。必然的にスタミナが豊富なタイプや後ろから差しが決まりやすくなる。稀に前半が遅くてそのまま遅いまま前残りになることもあるが、今回はどうだろうなあ。

それに加えて今年は雨の影響がある。先週の時点で既にもう内よりも外めがよかったことを踏まえると、外差しか。外差しが効く馬と欧州血統とか重ための血統を中心視する。

 

後ろからで且つ欧州血統となるとまずはククナか。2400mの早春ステークス勝ちもあるんだが、得意な条件は綺麗な馬場や上がりが出る条件だと思うだけに、中山も雨も条件的にどうなんだろうね。そこらへんが疑問だから相手まで。

ヒップホップソウルはフラワーカップの再現だね。重馬場でスタミナが要求される条件。前走はスローペースだから後ろからいった馬はノーチャンス、度外視。母父はファルブラヴと血統も良い。ここは買ってみたいな。思ってるより人気しそうなんだよな。かー。

クリノプレミアムは鉄板か。一昨年の勝ち馬で好走しているのは中山とか福島とか似たような条件が多いね。唯一わからんのは馬場が渋ったときにどうかだね。あとは内枠を引きすぎたからちょっと競馬が難しそう。松岡だから期待はできない。相手。

シンリョクカはわからん。最近ぱっとしなくて前走は突然先行したりローテーションがよくわからん。良い馬なんだよなあ。血統的には長いところが向いていそうだけどマイルくらいがちょうどいいんじゃないかな。これくらいのレベルなら勝ってもいいくらいの馬だからとりあえず抑え。

タガノパッションは内枠を引きすぎた。キンカメ×ロベルトでまさに重いところは向いてそうだよね。前走は内をうまく立ち回っての2着だからそこまで過剰評価してはいけないし、オッズと相談。

フィアスプライドはどうだろうな。マイルが主戦場、母父はキングマンボか。ターコイズSは完全に展開が向いただけだしなあ。重視したい要素が能力しかないだけに人気してまで買いたくないな。買うなら相手まで。

ルージュエクレールはワンチャン。後ろがハマる展開待ちなんだが今回はハマってもおかしくない。血統的には悪くなさそうだしね。

ルージュリナージュは内枠かあ。うーん。

ファンタジアはワンチャン。ハービンジャー×ロベルトと重ための血統。2200m以上を中心に走ってる馬だし消耗戦になったらワンチャンあっていい。

ファンタジアを買うならキタウイングも買いたい。まあそこまでの消耗戦になるかと言ったらなりにくいけどね。

フィールシンパシーも血統的には良い。ベーカバド×ダンスインザダーク。ただマイルの馬だし先行馬なんだよな。スローになるならまあある。

アレグロモデラートも一緒。より斤量は軽いしこっちも楽にレースできるならワンチャン。

コスタボニータはレース巧者。2000mよりは1800mの方がいいタイプ。愛知杯は内めをうまく立ち回っただけに、今回はどうだろうなあ。あんまり崩れるのが想像できないタイプだけど、ディセンバーSよりどれだけきつい展開になるかどうかか。人気してると買いたくなくなる病にかかってる身からすると嫌な馬だ。

あとはラヴェルか。揉まれ弱いから外枠ならワンチャン。と思ってたら大外を引いた。ただ重馬場や中山1800m向きかと言うとそこはわからん。一応抑え。

 

◎8

○14

▲12

☆3

△5,9,10,11

ヒップホップソウル軸の馬券が無難かな。あとはククナ、コスタボニータを信用するとか。

個人的に買うのは、ヒップホップソウルと、ファンタジア、ルージュエクレールが届く馬券かな。シンリョクカとタガノパッションが人気なければちょっと気になってる。

弥生賞

弥生賞って皐月賞トライアルなんだけど、ここ最近はあんまり皐月賞に直結してないんだよね。

これは単純な話で、同じ条件ではあるけど同じ条件じゃないからなんだよね。皐月賞はフルゲートであることが多いのに対し、弥生賞はまあ大体10頭から12頭立てが多いかな。頭数が少ないと基本的にはスローペースになることが多い。そうなると前残りになるのが基本。そこにプラスして考えなければいけないのが中山という点。直線に急坂があるから、距離に不安がある馬や経験のない馬は止まってしまうことがまあある。というわけで今回狙うのは先行馬且つ中距離経験のある馬や血統的にスタミナ豊富な馬となる。

 

まずはアドミラルシップ。ゴールドシップ×キンカメで姉がライラックとみるとスタミナ型だろうな。そんな馬が前走は切れ味を求められたからノーカン。問題は前走がスローの2400mから距離短縮という点。しかも戸崎だしあんまり良い位置がとれるイメージがわかないよな。調教もそんなに動いてないし、うーん。 

レッドテリオスはわからん。不良馬場の新馬戦なんて適正があるかどうかだからね。調教は動いてるからパドック次第で相手かな。

シュヴァルツクーゲルは兄がシュヴァルツリーゼ。兄は弥生賞で2着だった。前走の東スポ杯は2番手から粘って2着。上がりも早くないし弥生賞に近いとこはあるね。内が悪くなってきたから相手までかなあ。

エコロレイズはワンチャン。アメリカンペイトリオット産駒らしいジリ脚な馬。そんなに弱いわけではないかもしれないしこの人気なら買いたいかな。相手。

シンエンペラー。母父ガリレオだし血統は完璧。前走は2F目が早くなってちょっと先行勢には厳しいレースだったのに2着。同じように先行して粘り込めばいいんだから、まあ向いてるよね。ふつうなら本命。

トロヴァトーレはわからん。レイデオロ産駒だけどここ2戦は末脚を生かして勝っている。でも中山2000mを狙って出しているように決して切れるタイプではないと思うんだよな。だからと言ってスタミナがあるかと言うと、母父エンパイアメーカーなんだよな。弥生賞なら足りるかもしれないけど、どうなんだろうな。まあそもそも位置取りがやや後ろになるから勝つには展開が恵まれないといけないな。本命にはできないかな、相手。

コスモキュランダはゲートをでないとね。でてくれたら買うんだけどねえ。まあ人気ないから抑える。

シリウスコルトも後ろからになるだろうからどうだろう。ちょっと条件が向かないかな。

ダノンエアズロックは弥生賞とか皐月賞向きではない。まあ弥生賞くらいなら持たせるかもしれないから抑えるけど皐月賞ではどうだかね。

ファビュラススターも後ろからか。エピファネイア×グラスワンダーと血統的にはいい。まあとは言え後ろからだと弥生賞は相手までかな。

ニシノフィアンスは追い切りが良いから相手にいれてもいいかな。

 

◎5

○7

▲4

☆10

△1,3,6,9,11

ヒモだけでも荒れればこの買い方で良い。ガチガチならもっと買い目を絞らないとね。シンエンペラー頭で、5 - 6,9,10にレース相性的には3,6追加がまあ妥当な馬券かな。

オーシャンS

弥生賞のメンツが豪華だとかなんとか話題だね。個人的に今年の3歳馬で1番強いなと思ってるのは今のところビザンチンドリームなんだよね。端的に言えば、ピーヒュレクでも勝てた馬だからなんだけど、ピーの何がよくないかって位置取りの悪さなんだよね。単騎外国人でまあたまにあることなんだけど、欧州の一部地域って積極的に位置をとりにいかないんだが、そういう地域から来日した外国人は日本のレースに対応できないんだよね。ピーはまさにそれ。3歳戦も同じで、あんまりペースが早くならないからそんなレースで位置取りの悪いピーが勝てることなんてまあないと思ってたんだけど、ピザンチンドリームは良い意味で期待を裏切ってくれた。

 

中山の短距離も同じで、基本的には前残りになりやすいから位置取りがめちゃめちゃ大事。いつものオーシャンSは基本シンプル。前残り。

稀に前半が早くて且つ全く息が入らないと前が残らないパターンもある。今年はそんなに前が早くならないと思いたい。前がきつくなるのはグレイトゲイナーとシナモンスティックがやり合ったときと馬場が思ったより重かったとき、あとは内が全く使えなくなったら外前外中が来ることもあるかな。これは現状なんとも言えないから一旦前残り想定・内が使える想定で考える。

 

逃げ馬は2頭。

まずグレイトゲイナー。良い枠を引いた。楽に逃げられるなら買いたいね。

シナモンスティックは大外を引いた。前走はグレイトゲイナーとハナをやり合って大敗。今回もシナモンスティックがグレイトゲイナーとどれだけやり合うか次第なんだよな。やり合って超ハイペースになったら中団の馬かな。一応抑えるけど、どうだろうね。

 

内からありそうな馬を見ていくか。

バースクライ。前走は内有利なのに外枠を引いたからノーカン。今回は内が使えるなら上げたいね。能力はあるから勝ってほしいんだけどなあ。望来かあ。

ヨシノイースター。なぜか前走いきなり先行した。今回も先行できるかなあ。ゲートと周りの動き次第な気がする。人気して買いたい馬ではない。

マテンロウオリオン。まあ気難しい馬だから1200mを試したい気持ちはわかる。もしかしたらハマる可能性もあるから相手。

ジュビリーヘッド。良い枠を引いたね。あとは馬が戻ってきているかどうかだけ。調子次第でワンチャンあってもいいかな。

バルサムノート。前走の内容はいいし、1200mでもよさそう。この馬も良い枠を引いたしキングだからそれなりの位置にいそう。ワンチャンあるかな。

シュバルツカイザー。前々走みたいな出遅れがなければまあまあ安定しているし相手。

ビッグシーザー。前走の内容はそこそこ。内有利で内を使ってうまく勝っただけだから、うーん。今回が試金石だね。外めの3番手はとれそうな気がするけど本命にはしたくないな。

キミワクイーン。調子は戻ってきてそうだしワンチャン。ビッグシーザーの後ろにつけられたら位置としては申し分なさそう。デムーロか、、

カイザーメランジェはまじのワンチャン。調子はそんなに悪くなさそうだし、稍重でタイムが遅くなるのはプラスかな。去年くらいやれればあるんだけど、近走さっぱりだからどうだろう。

あとの馬は外を引きすぎたな。買いたい馬ばかりなんだけども。

ダディーズビビッドは1400m向きだと思ってるから純粋なスピード勝負なら相手まで。内が使えなくなったら勝ってもおかしくないけど、まあ高松宮記念で買いたいよね。

オタルエバーは内を引いてたら買いたかったけどなあ。好スタートを切ったらあるか?うーん。

トウシンマカオはある程度仕上がったけど次が本番。外枠を引いたしここは相手まででかな。

 

◎8

○7

▲1

☆11

△4,5,9,10,15

力だけで言ったら、トウシンマカオ、ダディーズビビッド、オタルエバーあたりなのにね。これだから競馬は難しい。

 

チューリップ賞はエポックヴィーナス、スウィープフィート、フルレゾンあたりかな。

阪急杯

阪急杯と言えば、ダイアトニック北村友一が川田にレース後に説教されたあのレースだ。コロナ禍で無観客だったから馬の足音と川田の声がよく聞こえたのが懐かしいよ。今は条件戦でもお客さんの歓声や拍手が聞こえるからなあすごいよほんとに。

ってのは予想に全然関係なく。阪急杯って阪神1400mなんだけど、1400mっぽいレースなんだよな。何が言いたいかって、1200m適性の馬はオーシャンSに出るからそんなに早くならないことが多い。

前半3Fが33秒台の前傾ってなると14年、16年、17年まで遡る。ここ3年は6回開催とは言え、近年は前半34秒台ばかり。1200m適性の逃げ馬が出てないからね。しかも今年は開幕週ときた。

そうなると前残りになりやすい。ここ開催3週目の過去3年ですら前残りばかり。そうなると基本的に逃げ先行馬を抑えることになる。でもまあそれより前まで遡ると意外と後ろからも届いてる。それなりに早いペースで最後に阪神の急坂が来るとかなりきついから大抵の馬は止まっちゃうんだよね。

 

今年の逃げ馬はアサカラキングかメイショウチタン。アサカラキングは距離を縮めてから3連勝。それなりに出脚がつくタイプではあるが、ちょっと外過ぎるから行ききれない可能性もある。無理して行くとハイペース。そのパターンなら差し馬や1600mに実績のある馬、ちょっと重たい血統がいいかな。

アサカラキングが楽に行けるパターンもあるね。そのまま誰も競らなかったら前残り。泉谷とか小崎、高倉、大和あたりが絡んだら早くなるね。

もうひとつのパターンがメイショウチタンの単騎逃げ。メイショウチタン単騎なら誰も競らないだろうしスロー前残り。このパターンはメイショウチタンを抑える必要がある。

皆さんにおすすめするのは、メイショウチタン単騎 or アサカラキング単騎のパターン。このパターンはどっちにしたってそんなに早くならないから逃げ先行が有利。

そうなるとまずはウインマーベル。前走でようやく良化。たぶんスタートもそつなくこなせるし番手で勝ちを狙いたいところだ。

あとはサンライズロナウド。能力が高い馬でノリさんが乗っているってことは癖のある馬。ウインマーベルの後ろをとれればワンチャンある。フルキチなら大丈夫だろう。

そのさらに後ろにつくのはスマートクラージュか。池添だから外に割りきる可能性もあるけど。調教もいい感じだしここは抑えたいね。

その後ろにいるのがルプリュフォール。岩田パパはインに固執するだろう。前の馬の進路次第だけどトゥラヴェスーラできる。

あとはカルロヴェローチェ。本質は1600m-1800mとかじゃないかな。気性が悪すぎて距離短縮してきたタイプ。掛からないくらい前半が早くなるなら気性とか関係ないからね。人気のないここで買いたい。出れるなら次走高松宮記念が見たい。

あとはサトノレーヴ小崎とボルザコフスキー、ダノンティンパニー、メイショウホシアイはワンチャン。

サトノレーヴは小崎かあ。1200mなら買うけどうーん。

ボルザコフスキーはムルザバエフだからまあ前につけるだろうからとりあえず抑える。

ダノンティンパニー能力が高いから外枠でも。

メイショウホシアイは調教がいいんだよね。ポンとスタートが決まれば番手でそのまま、、なんてことがあればいいな。

これが普通の予想。アサカラキングとウインマーベル、ヒモ荒れでカルロヴェローチェかサンライズロナウド、ボルザコフスキー、ルプリュフォールって感じが妥当なところじゃないかな。

 

これだとちょっとおもしろくないので、前が早くなるパターンも考える。

ウインマーベル、サンライズロナウド、ルプリュフォール、スマートクラージュ、カルロヴェローチェ、ボルザコフスキー、ワールドウインズ、ダノンティンパニー…。期待することはあんまり変わらないな。

というわけで以下印。

◎1

○8

▲2

☆7

△4,5,11,15,16,18

心の本命はホープフルサイン原なんだけどね。ハイペースにならない限り、1,16は飛びにくいかなあ。飛んでくれないと荒れないから飛ぶことを祈ろう。

中山記念

想定段階でフルゲートなのを見てちょっと驚いた。フルゲートの中山記念って前回は2022年パンサラッサの時。その前が2010年にトーセンクラウンが不良馬場を1頭だけ泳いで勝ちきった時。当時の島川オーナーはトーセンジョーダントーセンラートーセンダンディと良い馬が揃っていたんだよなあ。トーセンダンディ好きだったな。

 

昔話はさておき、中山記念のいまの立ち位置は前哨戦。特徴が2つある。まずは、ちょうど2月末の良い時期にあるから、ここを叩いてドバイに行くか、大阪杯へ向かう有力馬が集まりやすい。だから例年豪華なメンバーになることが多いんだ。

 

2つ目は、中山の開幕週であること。開幕週だから馬場状態がフラットであることが多い。内を回る利がかなりあるってことだから、基本は内前や先行馬で決まりやすい。

去年は違うじゃないかって意見もあると思う。レースを見返すと、そもそも武さんのスロー逃げでそんなに縦長になってないうえに、みんな内の意識が強すぎて内が詰まってる。シュネルマイスターとイルーシヴパンサーが詰まって、逆にその一列後ろにいて中を割ってきたヒシイグアスが頭。外を回したラーグルフが2着。注目すべきはドーブネが粘れてしまってる事実なんだよね。これが開幕週。

 

そうなると、基本は内前につけられる馬や先行馬が有利。内の意識が強くなった時だけ去年みたいなパターンになる。

逃げるのはテーオーシリウスかドーブネ。ドーブネはキャピタルSの逃げもスロー逃げ。中山1800mで飛ばして逃げることは考えにくい。テーオーシリウスも飛ばして逃げたのは玄海特別とかか。ただ今回は猛蔵なんだよね。ある程度割りきって逃げる可能性はある。

先行しそうな馬はそこそこいるんだよね。内から見ていくか。

レッドモンレーヴは和生だしワンチャン3列目くらいにいそう。まあゲート出るかはわからんけど。休み明けのポカがたまにあるだけに今回は様子見か、あっても相手。次人気落ちたら買いたい。

ソーヴァリアントはわからん。前走の敗因はハイペースを先行したこと。むしろマイルで先行できてるんだよね。マイラーっぽくなったなあって印象があるから中山記念ってのはどうなんだろう。豊さんがどう乗るのか。行きたがるのを抑えるか、行かないようにするために遅らせるか。調教いいから重視したいけど、読めない分リスキーだけど重視したい。

ソールオリエンスは田辺と開幕週のセット。本質は中山苦手だと思うんだよね。右回りや小回りが得意な馬が皐月賞であんなコーナーリングしないよ。それで田辺だからどうせ最後方からの追い込みだろ?できればそのまま届かず4着とかが好ましいな。本命では買えない。

ジオグリフはワンチャン。断続的に流れるレースが得意な1600-1800m向きだと思うんだよね。ここ3,4走は適性外。ここ中山記念は合うと思う。あとは戸崎次第。戸崎かあ…。本命視したいけど戸崎だし意外とつかないんだよね。もっとオッズが落ちたらがっつり買いたい。

ヒシイグアスは中山記念2勝してるし言うことはないね。キングさんだから普段より一列前になるからそれが合うかどうか。基本は本命視。

イルーシヴパンサーは実力の割に勝ちきれてないし人気もない。左回りのほうが得意なんだろうけど、去年の中山記念は前が詰まってなければ勝ってたと思うしこの人気なら買いたい。でも去年はスローだから先行できた側面もあるし、何より望来が最近消極的なんだよなあ。あんまり信用できないけど買いたい。困った。

ドーブネ。番手かな。ちょっと距離が長いと思うから去年みたいなスローならワンチャン。あっても相手。

マテンロウスカイはワンペースで早くならなければ走るのかな。そういう意味では東京新聞杯もそこそこ走ってたし中山記念もそこそこ走りそうだけど、相手にいれるかどうか。

エルトンバローズ。前走が100点の仕上がりだったがG1で4着。毎日王冠はかなり恵まれた展開だったから過剰に評価し過ぎてはいけないが、順調に成長していればこの中だと上位かな。人気してるから飛んでほしいけどなあ。

ラーグルフは1800mのほうがいいから買いたかったが、馬場が渋ったのがマイナス。人気ないし抑えるけど。

ボーンディスウェイは相手なりに走れるしここは評価したい。ちょっと外を引いたんだけど、ボーンディスウェイより内で強めに前を主張するのはドーブネくらい?2列目の内2か3を取れそうだから買いたい。

マイネルクリソーラもボーンディスウェイと同じ。中野厩舎があと2週間。いい位置とれるんじゃないかなあ。ここで重賞を勝ってほしいけど。

エエヤンはいまの中山がちょっとシルバーステートっぽいけど、足りるかなあ。

 

なんか買える馬ばかりなんだよね。

◎4

○6

▲12

☆13

△2,5,9,10

堅く決まったら、エルトンバローズとヒシイグアス、ソーヴァリアント。そうなったらつまらないからジオグリフとイルーシヴパンサー、ボーンディスウェイ、マイネルクリソーラから買って外れるかな。

フェブラリーS

去年のフェブラリーSはこんな書き出しだった。

フェブラリーS地方馬メイセイオペラが勝ったのが24年前。それ以降、善戦はあれど地方馬フェブラリーSを勝ってない。メイセイオペラが勝ったときの勝ち時計が1:36:3。一方22年は1:33.8。21年が1:34.4。この20年でめちゃめちゃ高速化してるんだよね。

なんてことを書いた。まあ実際問題芝みたいなラップなんだから普段めちゃめちゃ重たいダートを走って勝ち上がったパワーのある馬が勝てるレースじゃないんだよね。ここまでは去年と一緒。

近年エアスピネルやソダシみたいなスピードがある芝馬が好走するから要はスピードのある馬を買えばいいよねって発想だった。ところがこれはタイムが早い時の話。去年はスタミナに不安の残る馬が逃げ先行だったこともあり、あんまり早くならなかった。

23年

12.3-10.9-11.4-12.0-12.5-12.1-12.0-12.4

残り800mでちょっと息が入ってるし、前半3Fもここ10年で6番目だったかな。そうなると中距離馬且つ出遅れたメイショウハリオも3着に届ける範囲でレースできちゃうんだよな。

1:35.2掛かったフェブラリーSでは、2400mのダイオライト記念を勝っているケイティブレイブが2着に来たり、1:36.0掛かったときはインカンテーションが3着だからね。

これ、タイムが遅くなると中距離志向が強くなるって考え方もあるけど、どちらかと言うと中距離馬の方が強いから、ペースが遅いと中距離馬も届く位置につけられて、地力勝負になると中距離馬が上回るってだけの話だと思う。

 

総括すると、タイムが早いときは芝馬や1400mで成績を残しているスピードのある馬が良い。タイムが遅いときは地力勝負。強い馬が良い。

 

問題は今年がどっちなのかってことだよね。

逃げるのはドンフランキー。前走は1200mで、基本ハナから飛ばしていくタイプ。1600mの経験はなく、他に逃げ馬もいないから余裕をもって逃げると思うけど、まあわからん。池添だし距離不安をわかっていながらも勝つためにちょっときつい展開にするかもしれない。

というわけで2パターン考える。まずは遅かったとき。これはシンプルで単純に力のある馬を買う。

まずはウィルソンテソーロ。チャンピオンズカップ東京大賞典で2着。今回も原くんを予定してたけどオーナーの逆鱗に触れたみたいで松山に乗り代わり。能力だけなら間違いないけどなんだかなあ。勝ってほしくはない。

次点はドゥラエレーデ。チャンピオンズカップは先行有利。本質は東京大賞典みたいなパワーの必要なレースなんじゃないかな。フェブラリーS向きとは思えないから個人的には割引。相手かな。

人気で言えばオメガギネス。2走前のタイムはとんでもないよね。本質マイラーなのに東海Sも善戦するんだから良い馬だ。能力だけならこの中でもそこそこ。勝てるほどかは疑問だけどルメさんだし相手。

あとはキングズソード。前走は思ったより後ろの位置取りになったことと、馬場が重かったことが敗因か。1800mがベストで2000mは気持ち長いんだと思う。敗因はハッキリしていて、能力はかなりあると思うし、ペースが早くならないことで1番恩恵を受けそうなのはこの馬。遅い時の本命候補。

ワンチャンあるのはペプチドナイル。ベテルギウスSの内容がかなりよかった。ペプチドナイルよりも外で前にいくのがドンフランキーくらい。早くなると追走が大変だろうけどスムーズに外めを進出できるならある。

あとはタガノビューティー、アルファマムかな。タガノビューティーの前走は度外視。あんなスローペースで届くわけがない。ブリンカーつけてからの安定っぷりはなかなか。強いとは思わないけどまあこのメンバーなら。

アルファマムはキングさんだしいつもより一列は前になるんじゃないかな。ハマるかもしれない。

そろそろ書かなきゃいけないのが芝馬たち。

まずガイアフォース。ワンペースで走るのが得意なタイプだから東京ダート1600mって選択はわからなくもないよ。血統的にダートもいけるしとりあえず抑え。長岡くんがんばれ。

カラテは昔できあがってない時にダートを走っていた。血統的にも馬体的にもダートでやれていいんだよなあ。砂は被るだろうからそれでやる気をなくさないならおもしろいよ。がんばれあきらくん。

シャンパンカラーは確実に砂を被るだろうからどうだろう。うーん、、状態は良さそうなんだけどね。複勝買うくらいかな。

地方馬は砂が重そうなら買いたい。1:36:0かかるならって感じ。御神本だから相手にはいれるかも。

 

今度は早くなったパターン。

まずはオメガギネス。2走前のタイムを考えると早くなるならこの馬かなあ。もちろん馬場が重いとそこまでってパターンもあるけどね。

次点ガイアフォース。クロフネ産駒らしくある程度流れるレースが得意だから、流れた方が向きそう。がんばれ長岡くん。

あとはアルファマム、タガノビューティー、セキフウ、カラテとかかな。あんまり早くなると向いているって馬がいなくて、早くなってもウィルソンテソーロになりそう。やだなあ。

 

というわけで、

◎14

○11

▲9

☆6

△5,7,10,16

でもテソーロのオーナーが好きじゃないからウィルソンテソーロからは買わないんだよな。キングズソード、ペプチドナイル、カラテ、ガイアフォースあたりから買って外れる予定。